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AV重視のBRAVIAケータイも登場

auケータイもここまで来た! 12メガカメラ機種が3台

2009年10月20日 21時00分更新

文● 小林 誠/ゴーズ

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12.1メガカメラにタッチパネル!
シャープ「AQUOS SHOT SH003」

SH003

AQUOS SHOT SH003

 他社に続いて「AQUOS SHOT」がauでも登場。しかもいきなり1210万画素のCCDセンサーを搭載。他のAQUOS SHOTと比べても後発のぶん進化している。他キャリアが冬モデルの発表をしていないものの、現時点で最強のAQUOS SHOTといえる。

 子供や動物など動きのある被写体を撮る際、フォーカスを一度合わせれば自動的に追ってくれる「チェイスフォーカス」、動いていてもピントが合う「コンティニュアスAF」を、auユーザーもバッチリ使える。顔検出AFでは最大5人の顔検出が可能。

 さらにタッチパネルを搭載し、タッチで撮影やフォトビューアーの操作ができる。さらにAQUOSブルーレイディスクレコーダーから録画番組を転送する機能もある。3.4インチ フルワイドVGAの液晶ディスプレイ、FMトランスミッター、Bluetooth、microSDHC(最大8GB)に対応。カメラ以外にも魅力的な機能を搭載した一台だ。

同じ1200万画素ながら、CA003はCMOSセンサーなのに対し、SH003はCCDセンサー。高感度への対応ではCA003はISO3200相当なのに比べ、SH003はISO12800相当の撮影が可能である。ISO感度を上げるとノイズが増えるが、画像処理エンジン「ProPix」によりキレイな写真が撮れるのがウリだ。会場では暗い箱の中に置いてあるアヒルの人形を撮影し、その効果を実感できるようになっていた

3.4インチのディスプレイはタッチパネルに対応する。カメラで撮影するときにも便利だが、撮影後に「フォトビューワー」を使うときもアイコンに触れるだけでサクサクと操作できるのが便利。画像スライド時のエフェクトを選ぶこともできるので、写真を見て楽しみたい人にもオススメである

auの秋冬モデルではデジタル家電との連携強化もうたわれた。SH003ではシャープ製BDレコーダーとの連携が可能。他キャリアのシャープ製端末でも実現されているが、レコーダー側で録画した映像をケータイ向けのデータに変換し、USBケーブルで接続しているケータイの外部メモリに保存する、というもの。映像のサイズはQVGAクラスになるがケータイで見る場合は十分だ

レコーダーで録画するときにケータイ用のデータも一緒に作ることができる。そしてケータイをレコーダーと接続しただけで自動的にケータイ用録画データを転送する

無線LANを搭載して1200万画素ってことは最強モデル!?
シャープ「AQUOS SHOT SH006」

 SH003も凄いが、同じAQUOS SHOTの「SH006」はさらに無線LAN機能まで搭載! しかも厚みはSH003の16.6mmに対し、16.8mmとたったの0.2mmしか違わない(SH006のサイズは暫定値)。実は来春登場の春モデルということで展示はモックアップのみ。触ることはできなかった。

 無線LANを使うことで自宅内もしくは公衆無線LANスポットの利用が可能。LISMO Videoからの動画ダウンロード、YouTubeの視聴に活躍する。Bluetooth、microSDHC(最大16GB:暫定)に対応する。

3.4インチのフルワイドVGA液晶や1210万画素カメラ、画像処理エンジン「ProPix」を搭載しているなど、SH003と共通している部分が多い。サブディスプレイは1.4インチと大きく、PCサイトビューアーがタッチパネルで利用できるので無線LAN環境でどんな使い方ができるか楽しみだ。シャープ製BDレコーダーとの連携機能にも対応している

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