8月26日、エムオーテックスはネットワークセキュリティツールの新バージョン「LanScope Cat6 Ver6.3.0.0」を9月28日に発売開始すると発表した。強化点の1つは、Silverlight 3で開発された「長期レポート(Webコンソール)」機能の搭載だ。
長期レポート(Webコンソール)は、5年間のログを保存し、解析・分析するツール。環境や効率、セキュリティのカテゴリごとにリスク推移を表示し、対策すべき対象(管理対象の人物)やその行動内容をレポートする。リスクの推移から問題の傾向が把握でき、問題が顕在化する前に対策が可能になるという。
開発には、マイクロソフトのRIA(Rich Internet Application)プラットフォームであるSilverlightを採用。これにより、使いやすく見やすいユーザーインターフェイスを実現している。
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0では、このほかファイル配布機能も強化された。実行ファイル(.exe)やインストーラファイル(.msi)、VBScriptファイル(.vbs)、レジストリファイル(.reg)などの配布と自動実行に対応し、アプリケーションのインストールやPCの環境設定が可能になる。
また、資産管理機能がインテルのvProテクノロジーに対応。これにより、vPro搭載PCを自動検出し、の管理画面上で一元管理ができるようになった。対応OSでは、Windows 7とWindows Server 2008 R2が加わった(64ビット版を含む)。
LanScope Cat6の価格は、標準パッケージ10ライセンスで39万4800円(税込)から。詳細はエムオーテックスや販売代理店に問い合わせのこと。