米マイクロソフト社は26日、Windows VistaののService Pack 2(Vista SP2)を同社ウェブサイトのダウンロードセンターで公開した。サーバー用OS「Windows Server 2008」向けのService Pack 2とセットになっており、x86版(32bit版)とx64版(64bit版)、両バージョンの入ったDVD ISOイメージ版が公開されている。Windows Updateでの提供も開始されている。
追記:Windows Updateに関する情報を追記しました(2009年5月27日)
Vista SP2は、Service Pack 1(SP1)公開後に修正されたバグ修正を中心とするが、BD-R/REへの書き込みやBluetooth 2.1への対応といった若干の新機能も追加されている。SP1のようなパフォーマンス向上の修正はうたわれていないが、DirectXの表示安定性向上、HDビデオ再生時のパフォーマンス向上なども含まれているという。
なお、Vista SP2の主な特徴については、関連記事1および関連記事2を参照していただきたい。
32bit版のダウンロードサイズは約348.3MB。DVD ISOイメージ版のダウンロードサイズは約1376.8MBとなっている。なお、SP2のインストールに際しては、事前にVista SP1が適用されている必要がある。Windows Update等ですでに適用されている環境がほとんどと思われるが、もし適用していない場合は、SP2インストール前に適用しておこう。