全世界から約2700社が参加すると言われるCES。会場では大手企業の展示に目が行きがちだが、よく目を凝らすと、いろいろ製品と出会える。これは便利!と思える技あり小物から、用途が思いつかないちょっとトホホな製品まで、CESで見つけた注目製品を紹介しよう。
Made in Englandの布製キーボード
イギリスのEleksen社ブースで見つけた、布製キーボード。実は表面がQWERTY配列、裏面がWindows Media Playerなどを操作するためのリモコン配列というダブルフェースになっている。布製ということで、やわらかく丸めても大丈夫。米国ではすでに販売している。
| ショーケースの中のサンプルのように奇抜なデザインも可能 |
---|
|
| |
---|
布製キーボード | | 裏はリモコン。プログラマブルで、カスタマイズもできるという |
また、同社ブースではUMPC用のソフトケースも展示されていた。実はこちらもキーボード内蔵。パソコンとの接続はUSBで行なうが、端子部分を取り外せば、そのまま水洗いしてしまっても大丈夫だという。こちらは未発売。日本での販売予定はないそうだが、「売れるならぜひ売りたい」と担当者は積極的だった。
|
---|
キーボード内蔵のUMPC用ソフトケース。打ち心地はともかく、目の付けどころはシャープだ! |
LIAN LIのアルミ机型パソコンケース
アルミケースのメーカーとして自作ユーザーには有名な台湾Lian Li Industrial社のブースでは、机型のパソコンケースが展示されていた。米国での販売価格は1000ドル(約12万円)程度だという。
|
---|
自作ユーザーなら、誰もが一度は考えそうな机型筐体。フルアルミ合金で作られている |
| 机の下側にタワー風のパーツ取り付けスペースがある。端子類は引き出しの横にあるので、一見便利そうだが、目の前にケーブルがぶら下がることになるので、よく考えると邪魔なのではないかと心配になった |
---|
なお、同社ブース内にはプロトタイプとして、取っ手付きキューブ筐体のプロトタイプも展示されていた。中にパーツやドライブを詰め込んでも「強度的に大丈夫!」と説明員は力強く答えていたが、どちらかというとマシンのほうより、持つ人間の腰に来そうである。
| 取っ手付けたようなハンドルが付いているアルミケース |
---|
残量が一目で分かるSDメモリーカード
お買い得なSDメモリーカードのメーカーとして、日本でも有名な台湾のA-DATA Technology社がCESの会場で展示したのが、残量が一目で分かるSDメモリーカード。USBメモリーでは当たり前になりつつある残量表示機能だが、まさかSDメモリーカードに搭載できるとは思わなかった。
|
---|
A DATAが展示していた残量 が一目で分かるSDメモリーカード |