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話題の新製品を、編集部が入手した直後に各部の写真で一足先にレポートする“写真で見る話題の新製品 【一足先に目撃!!】”。今回は、30日に発表されたばかりのソニー(株)のノートパソコン“VAIO パーソナルコンピューター type T”VAIOオーナーメードモデル「VGN-TX90PS」のファーストルックをライターの永島和夫氏が紹介する。
30日に発表されたばかりのVAIO typeT「VGN-TX90PS」。写真は限定カラーの“プレミアムブルー”だ |
VGN-TX90PSは、ソニースタイル・ジャパン(株)のECサイト“ソニースタイル”や“電話でお買い物窓口”、一部の特約店でのみ扱われるモデルで、一般店頭モデル「VGN-TX50B/B」と比べ、CPU/メモリー/OS/光学ドライブなどが選択できる。また本体カラーは、一般店頭モデルのブラックに加え、オリジナルカラーのホワイトや、限定1000台の“プレミアムブルー”も選択できる。発売は9月24日の予定だが、ソニースタイルでは一足先に8月30日午後にプレミアムブルーを含めた“先行予約エントリー”を開始した。
新type Tの詳しいスペックはこちらの記事を参照してほしい。type Tの2004年秋冬モデルVAIO type T「VGN-T90S」を使用する筆者が特に注目したポイントは、以下の7点だ。
- 150g軽くなったボディー
- ボディー全体が軽量化され、重さが夏モデルの「VGN-T92PS」(以下、旧機種)の1.40kg(FeliCaポート搭載時。カーボンブラックを除く)から1.25kgになった。軽量化には、筐体の素材をマグネシウム合金からカーボンに変更したこと、光源に白色LEDを使用するなど液晶ディスプレーの構造を見直したことなどが貢献したという。なお、本体のサイズは、幅272.4×奥行き195.1×高さ28.5(最薄部21)mmで、従来よりも最厚部で6.5mm、最薄部で4mm薄くなっている
- バッテリー駆動の長時間化
- 標準バッテリーを使用した場合のバッテリー駆動時間が、旧機種の約8.5時間から約9時間へと長時間化。ディスクが入っていない時に光学ドライブの電源供給を自動的にカットするなど、消費電力を最適化するために数々の技術が内部に詰まっている
- 大容量バッテリーをオプションで用意
- 旧機種にはなかった大容量バッテリー「VGP-BPL5」(3万9800円(※1))をオプションで用意。バッテリー駆動は最長で14.5時間だ(※2)
- 横方向に大型化された液晶ディスプレー
- 液晶ディスプレーの解像度は、旧機種の1280×768ドットよりも横方向に大きな1366×768ドット。ハイビジョン対応液晶テレビと同じ16:9の縦横比なので、DVDの映画も画面いっぱいに表示できる。また、表計算ソフトを幅広く使ったり、縦型表示のランチャーソフトを常駐させたりする時も使い勝手が向上した。なお、グラフィック機能もチップセット内蔵ながら、一世代新しいインテル グラフィックス・メディア・アクセラレータ 900を採用し強化。液晶ディスプレーの光源も従来の蛍光管から白色LEDに変更され、気になるチラつきもなくなっている
- Bluetooth 2.0対応
- アダプターなしに接続できるBluetooth対応ワイヤレスマウス『VGN-BMS30』(6980円)をオプションで用意する。またBluetooth対応ヘッドセットを別途用意すれば、インターネットフォンやコミュニーションソフトでの音声チャットなどがワイヤレスでより快適になる
- 2.4GHz/5GHzの無線LAN(IEEE 802.11a/b/g)に対応
- 普及が進み混雑が目立つ無線LANの中で、利用頻度が少なく比較的快適に使えるIEEE 802.11aにも対応(旧機種はIEEE 802.11b/gのみ)。さらにIEEE 802.11aは従来のものと5月から使用が始まった世界標準の周波数に対応し、新旧のどちらのアクセスポイントに対応する
- SD/MMCメモリーカードスロットを装備
- メモリースティックスロットに加えて、SD/MMCメモリーカードスロットを装備。アダプターなしで読めるメモリーカードの種類が広がり、利便性が高まった
※2 Pentium Mプロセッサー753、メモリー512MB搭載時。JEITA測定法v1.0準拠の同社測定値
カーボン繊維が見える半透明塗装の“プレミアムブルー”
それでは早速、写真でその外観を紹介しよう。
薄・軽・スタミナの新開発ディスプレー
プレミアムブルーの天面。旧機種のブルー(ミッドナイトブルー)の天板はシボ加工が施されていたが、こちらはなめらかな手触りだ。なお写真は開発中のものであり、実際の製品とは異なる場合がある |