3代目「QSTV」、「QSTV2004」。パッケージはあざやかなグリーン | カード本体。Low Profile PCIに対応しブラケットも付属 |
カノープス製ソフトウェアエンコードの低価格TVチューナ/ビデオキャプチャカード「QSTV」シリーズ。「QSTV10」、「QSTV15」に続く3代目となる「QSTV2004」の販売が本日はじまった。
NEC製ゴーストリデューサチップ“D64031AGJ” | 2階建て構造は前モデル同様。デコーダチップはPhilips製 |
カード本体は「QSTV15」と同様、Low Profile PCIに対応し、NEC製チップ“D64031AGJ”によるゴーストリデューサ、NEC製“D64083GF”チップによる3D Y/C分離、3Dノイズリダクション(ただしこれらは排他使用)を搭載する。
変更点は、同梱のコントロールソフトが従来の「FEATHER-X」から「FEATHER2004」に更新されていること。同社製「MTXV2004」ですでに採用されているソフトで、「FEATHER-X」に対しサムネイル表示による動画ファイル管理や同梱のリモコンによるiEPG予約が新たに可能となっている。その代わり、「QSTV15」に付属していたDivX変換ツール「X-TransCoder」は省かれた。
対応フォーマットはMPEG1/2、キャプチャ解像度は720×480/640×480/320×480/320×240ドットで最大ビットレートは15Mbps。タイムシフト再生、iPEGに対応するほか、携帯電話からの録画予約が可能。MPEGカット編集ソフト「MpegCraft LE」が同梱され、価格はドスパラ秋葉原2号店 Prime館で1万2480円、アークで1万2749円、TSUKUMO eX.で1万2800円、OVERTOPで1万3800円、高速電脳で1万3940円。
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