米インテル社は14日(現地時間)、バリューデスクトップ向けプロセッサー『Intel Celeron』のうち、クロック周波数1.10/1.0GHz、950MHzバージョンについて7~17%引き下げた。
Intel Celeron | |||
クロック | 旧価格(9月30日付) | 新価格(10月14日付) | 値下げ率 |
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1.10GHz | 103ドル | 86ドル(約1万400円) | 14% |
1.0GHz | 89ドル | 74ドル(約8900円) | 17% |
950MHz | 74ドル | 69ドル(約8300円) | 7% |
米インテルは2日付けで、0.13μmプロセス技術で製造し、256KBの2次キャッシュを搭載した“Tualatin(テュアラティン)”ベースのCeleron-1.20GHzを103ドル(約1万2400円)で発表している。今回の価格改訂はそれに関連して下位製品の価格調整を行なったものと見られるが、1日に米AMD社が『AMD Duron Processor』の1.1GHzバージョンを発表した際に、1.1GHzを103ドル(約1万2400円)、1.0GHzを89ドル(約1万700円)、950MHzを74ドル(約8900円)と、同じクロック周波数のCeleronと同じ価格付けをしており、今回その3製品のみの値下げを行なったことは、米AMDに対する価格的攻勢の1つとも考えられる。