沖電気工業(株)は26日、“MPEG-4”に準拠したライブ映像配信システム『VisualCast(ビジュアルキャスト)』用のMPEG-4ライブ発信ステーション『VisualCast V-BOX』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格は60万円。
『VisualCast V-BOX』 |
2000年11月に提供を開始した『VisualCast』は、IPネットワークで映像配信を行なうためのパソコン用ソフトウェア『MPEG4監視端末用コーデック』、『MPEG4監視用配信サーバ』、『MPEG4モニタ』で構成されるという。今回発表した『VisualCast V-BOX』は『MPEG4監視端末用コーデック』のソフトウェアの代わりに設置するハードウェアで、連続運転の信頼性向上と操作の簡略化(電源オン/オフのみ)を図った製品。カメラを4台まで接続でき、そのうち1台の映像をMPEG-4符号化(8kbps~1Mbps)して送出できる。カメラの管理は、リモートで『MPEG4モニタ』から行なう。
映像入力はコンポジット(NTSC)で、映像符号化はMPEG-4、音声符号化はMP3により行なう。ネットワークインターフェースは、100BASE-TX/10BASE-T。