ソニー(株)は、「PCG-Z505」シリーズの後継となるB5サブノートPCのニューモデル、およびA4オールインワンノート「PCG-FX」シリーズの新製品を発表、4月14日より順次販売を開始する。
今回発表されたのは、12.1インチ液晶を搭載するB5薄型ノート「PCG-R505」シリーズと、1月22日に発表したオールインワンノート「PCG-FX55/BP」のスペックを強化した後継モデルなど、計5製品。
PentiumIII-850MHzを搭載するB5サブノート
PCG-R505
PCG-R505シリーズは、3月19日に米国で発表された「VAIO R505 SuperSlim Pro」の日本版で、従来のPCG-Z505シリーズの後継モデルとなる、まったく新しいB5サブノートである。ただし、米国モデルとはマシンスペックやモデル構成などが若干異なっている。今回発表されたのは、Mobile PentiumIII-850MHzを搭載する「PCG-R505R/DK」「PCG-R505R/K」、Mobile Celeron-650MHzを搭載する「PCG-R505/BW」、およびソニーのダイレクト販売サイト「SonyStyle」オリジナルモデルとなる「PCG-R505/SP」の計4モデル。
ドッキングステーションを採用することで、モバイル性と拡張性を両立したVAIOノートのニューモデルPCG-R505R/DK。サブノートながらA4ノートに退けを取らないスペックの高さも併せ持っている。PCG-R505R/Kとの違いはドッキングステーションを同梱するかどうかのみ。 |
FDDや光メディアドライブは本体に内蔵しないが、FDD、シリアル、パラレル、CRT端子に加え、CD-RW/DVD-ROMのコンボドライブあるいはDVD-ROMドライブを内蔵するドッキングステーションが用意され、PCG-R505R/DKにはCD-RW/DVDドッキングステーション「PCGA-DSM5」が同梱される。PCG-R505R/Kは本体単体で販売され、DVDドッキングステーション「PCGA-DSD5」を同梱するモデルは用意されない。
CD-RWドライブを同梱しOffice 2000 Personalがプリインストールされる「ビジネスパッケージモデル」の「PCG-R505/BW」。オプションで用意されるドッキングステーションを装着することも可能だ。 |
いずれも発売開始は4月14日が予定されており、価格はオープンプライス。実売価格はPCG-R505R/DKが30万円前後、PCG-R505R/Kが20万円台半ば、PCG-R505/BWが20万円台前半と予想される。
製品名 | PCG-R505R/DK | PCG-R505R/K | PCG-R505/BW |
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CPU | Mobile PentiumIII-850MHz | Mobile Celeron-650MHz | |
メモリ | 128MB | ||
液晶 | 12.1インチ | ||
解像度 | 1024×768ドット | ||
HDD | 20GB | 15GB | |
ドライブ | CD-RW&DVD(R8倍速/RW4倍速/DVD8倍速/CD24倍速) | - | CD-RW(R8倍速/RW4倍速/CD24倍速) |
通信 | モデム/LAN | ||
サイズ | 279.5(W)×239(D)×23.0~29.3(H)mm | ||
重量 | 約1.7kg | ||
OS | Windows 2000 | Windows Me | |
Officeアプリ | - | Office 2000 Personal |