i815EPチップセットを搭載するマザーボードとしては初めてMicroATXフォームファクタを採用した製品がASUSTeKから現れ、ギガパレス秋葉原本店に入荷している。9日発売予定で、予価は1万9800円。
マザーボードのリビジョンは1.03。型番のシールの下にどんな文字が印刷されているのか非常に気になる |
型番は「CUEP2-M」。MicroATXのi815Eマザーボード「CUSL2-M」と、ATXのi815EPマザーボード「CUSL2-C」を足して2で割った位置づけの製品と言える。従来の型番表記をそのまま用いるなら“CUSL2-CM”とでも言える製品だ。
ディップスイッチによるFSB設定表 |
ボードデザインは基本的にCUSL2-Mと同じ。拡張スロットはAGP Pro×1、PCI×3、CNR×1となっており、オンボードで3Comのネットワークコントローラ“920-BR06”やAC'97準拠のオーディオコーデックを搭載している点もCUSL2-Mと同様で、CUSL2-MのGMCHがMCHに変わり、AGPスロットがAGP Pro対応になっただけという印象も受ける。なお、CUSL2-MはBIOSからFSBが最大216MHzまで設定でき、メモリ/PCIクロックも細かく設定できるという特徴があったが、この仕様をCUEP2-Mも受け継いでいるかは不明。オンボードのディップスイッチでは、60~200MHzの範囲でFSBを設定でき、また動作電圧は1.65~1.95Vの範囲を0.05V刻みで設定可能となっている。
3Comのネットワークコンとローラ“920-BR06”を搭載している |