(株)紀伊國屋書店は、“漢字フォントセンター”開設したと発表した。フォントソフト『今昔文字鏡』の編集を手掛け、同ソフトを学術的に支援する文字鏡研究会がサイトの運営を行なう。『今昔文字鏡』は、(株)エーアイ・ネットが開発し、紀伊國屋書店は販売を行なっている、フォントソフトで、日本、中国、台湾、韓国などの漢字など計9万字を収録している。同サイトを開設することで、さらに多くの文字を採取し、フォントデータの登録を進めたいとしている。なお、紀伊國屋書店は『今昔文字鏡単漢字8万字TTF版』を15日に発売する。漢字データベースの検索機能を搭載し、読みや画数のわからない文字を容易に検索できるという。価格は2万8000円。<