●DEC、MSの圧力でネット製品の開発断念?
10日付けの米紙ニューヨーク・タイムズによると、米ディジタル
イクイップメント(DEC)は昨年、米オラクルと共同で、ネットワークでの利用を前提とした“ネットワーク・コンピューター”規格に当てはまり、米マイクロソフトのOSである“Windows”と関係なく起動する簡易型パソコンを開発中だったという。同紙によるとマイクロソフトのビル・ゲイツ会長がDECに対し、開発を続けるならばOS開発に関する両社の契約実行は危うくなるとして開発中止を求め、簡易型パソコンの開発チームは解散したという。だが日本DEC(株)では、「事実確認がとれていない」とコメントしている。・米ディジタル イクイップメント
http://www.dec.com/
●ヤマハ、オーディオとモデム機能を1チップ化した『YMF738』を発売
ヤマハ(株)は、オーディオ機能と、ソフトウェアモデムのコントロール機能を1チップ化したデジタルコントローラーLSI『YMF738』を発表した。PCIバスに対応し、マルチメディアオーディオ規格AC'97(Audio
Codec'97)、米インテル社のオーディオ/モデム規格AMR(Audio/Modem Riser)両規格に対応する。XG規格などのオーディオ機能と、56Kbpsのモデム機能の制御を1つのコントローラーでできるため、PCI接続のサウンド/モデムカードといった製品を作ることが可能。パッケージは128ピンLQFP。サンプル価格は3000円。10月15日にサンプル出荷を開始する。http://www.yamaha.co.jp/news/98091101.html
●インテリジェント・インスツルメンツ、『SmartTerminal』を発売
インテリジェント・インスツルメンツ(株)は、ファイルコンバーター、ファイルビューアー統合ソフトである『SmartTerminal(スマートターミナル)』を、10月29日に発売する。Wordや一太郎などのアプリケーションがなくても、文章ファイルの表示/印刷、ファイル形式の変換が可能。Windows
95/98/NT4.0、MacOS対応。価格は2万8500円。なお、同ソフトのβ版を同社のホームページより無料でダウンロードできる。http://www.ininin.co.jp/