●古河電工とダイヤモンド電機が厚さ1mmのマイクロヒートパイプを開発
古河電気工業(株)とダイヤモンド電機(株)は1日、厚さが1mmのマイクロヒートパイプを共同で開発、実用化の見通しがたったと発表した。CPUの冷却などに利用されるマイクロヒートパイプは、これまでは直径が3~4mm、それを偏平につぶした1.5~2.5mmのものが利用されてきたが、熱輸送効率が低下するなどの問題があり、それ以上薄くすることが難しかった。両社は、管内壁の毛細管構造(ウイック)を均一ではなく、軸方向の一部だけに形成することにより、厚さ1mmで10W程度の熱輸送を可能にしたという。http://www.furukawa.co.jp/
●米コダック、600万画CCD搭載の一眼レフデジタルカメラを発表
米イーストマン・コダック社は、現地時間の1日、600万画素のCCDを搭載した業務用のデジタルカメラ『コダック
プロフェッショナル DCS 560 デジタルカメラ』を発表した。キヤノン(株)のEOS-1Nをベースとし、従来機種に比べて約30%小型化。CCD感度はISO80~200相当で、RGB各色12bit。3コマまで毎秒1コマの連写が可能。レンズの焦点距離は、使用するレンズの表記焦点距離の約1.3倍となる(35mm換算)。インターフェースにはIEEE1394を、リムーバブル記録メディアにはPCカードを採用。10月発売予定で、コダック(株)では、年内に360万円で発売する予定。また、米Lexar
Media社は、書き込み速度が従来の3倍の『8X High Performance Digital Film』シリーズの160MBコンパクトフラッシュPCカードがDCS
560のアクセサリに採用されたと発表した。・米イーストマン・コダック社
http://www.kodak.com/
・米Lexar Media社
http://www.lexarmedia.com/
●アライドテレシスがフレームリレー対応のアクセスルーターを発表
アライドテレシス(株)は、マルチプロトコル対応のアクセスルーター『CentreCOM
AR300L』を10月上旬に出荷すると発表した。10Base-TとISDN-BRIを各1ポート装備し、IP/IPX/AppleTalkなどのプロトコルに対応する。価格は8万8000円。同社では、初年度に3万台の販売を見込んでいる。http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/1998/980831.html