米Be社は28日(現地時間)、最新OSの『BeOS 5 Personal Edition』を、同社のホームページ(http://free.be.com/)から無料でダウンロードできるサービスを発表した。また、機能強化版『BeOS
5 Pro Edition』を、北米、南米、アジア、ヨーロッパの協力企業を通じて配布する。
『BeOS 5 Personal Edition』は、初心者でもマルチメディア機能を手軽に利用できるOSで、非商用の個人利用に限り無償で使用できる。WindowsマシンにダウンロードしたBeOSは、アイコンのダブルクリックのみで起動するという。同社は、今回の無償配布を1月19日(現地時間)に予告していた。一方、『BeOS
5 Pro Edition』は、Personal Editionの全機能のほか、マルチメディア機能を強化するためのアプリケーションがバンドルされている。同社は、BeOS最新版の配布と同時に、BeOSのユーザーインターフェースを構成する“Tracker”(デスクトップ)と“Deskbar”(タスクバー)をオープンソース化し、これらのソースコードを配布するために専用サイト(http://opentracker.org/とhttp://opendeskbar.org/)を用意した。