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写真をムービー化できる「パルプモーション・アドバンス」

2008年12月11日 15時00分更新

文● 倉田吉昭

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パルプモーション・アドバンス 【SPEC】
開発元●仏アクア・ファダス社 販売元●アクト・ツー 価格●1万5800円(パッケージ版)、1万3800円(ダウンロード版)
http://www.act2.com/

備考●日本語版発売時は無償アップデート可能 対応システム●Mac OS X 10.4.11以上(Leopard対応) 対応機種●PowerPC G4以上、またはIntel CPUを搭載したMac

【COMMENT】
デジカメ写真を素材にして本格的なムービーを誰でも簡単に作成できる。自作DVDに彩りを添えたいときなどにピッタリだ。


ドラッグとドロップの簡単操作で凝ったデザインのムービーを作成

 「パルプモーション・アドバンス 英語版」は、複数の写真を組み合わせてさまざまなエフェクトをかけたムービーが作成できるソフトだ。静止画からスライドショーのようなムービーをすぐさま作れる。

 基本的な使い方は、テンプレートとなるテーマを選択して、タイムラインに合わせて画像/ムービー/音声ファイルをドラッグ&ドロップしていくだけでいい。画像/ムービー/サウンドの編集は、本ソフト内ですべて処理できる。編集した内容はワンクリックでプレビュー可能だが、バックグラウンドでレンダリングやエンコードなどの処理を実行するため、動作はやや重い。

インターフェース

インターフェースはiMovieに似ており、iPhotoのライブラリから画像をタイムライン上にドラッグ&ドロップする。画像の回転やトリミング、音声の長さ調節といった編集機能を備えている。ツールバーの「歯車」アイコンをクリックすると、右上に表示される画面から操作可能だ

 作成したムービーは、Mac OS X用スクリーンセーバーのほかiPodやiPhoneで視聴できるMPEG-4/高画質なH.264/独自のアプリケーション──といったさまざまなフォーマットに書き出せる。独自のアプリケーション(プレーヤー機能付き動画ファイル)形式で書き出した場合、本ソフトをインストールしていないMacでも再生可能だ。

独自形式で書き出し

「File」メニューの「Export」からQu ickTime形式やMPEG-4形式などに書き出せる。「Player」タブでは本ソフト独自の動画ファイルを作成できる

 初心者でも簡単に操作できるうえ、見栄えのするムービーを作れる。手持ちの画像を使ってサクッとインパクトの強い動画を作成したい人にお勧めの1本だ。

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