少し前に、日産GT-R(R35型)がドイツのニュルブルクリンクという世界一過酷と言われるサーキットで、以前のベストタイム「7分38秒」を更新し、「7分29秒」を叩き出したことが話題になった。ドライバーはどちらも鈴木利男氏。F1ドライバー経験もある超ベテランだ。
その「7分29秒」の動画がYouTubeにアップされていたので紹介しよう。ファンがショールームのディスプレーを撮影したモノのようで、ノイズが大きいがよく耳をこらすとタイヤのスキール音などが聞こえる。
このタイムを記録したことで、ライバルであるポルシェ911GT2(Type997)の「7分32秒」を大きく上まったことが最大のトピックだ。そしてポルシェのフラッグシップ「カレラGT」の「7分28秒」に肉薄しているのも見逃せない。ニュルブルクリンクでの7分20秒台以上はすべて600馬力以上のモンスターマシンばかりなのだが、たった480馬力のGT-Rがココに食い込んだのは快挙と言えるだろう。
また、GT-Rが「7分38秒」を記録したときの動画も紹介するので、併せて楽しんで欲しい。