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NTTレゾナント、Wi-Fi電波による位置測定サービスに関する実証実験を開始

2007年07月10日 22時04分更新

文● 編集部 太田 渉

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エヌ・ティ・ティ・レゾナント(株)は10日、実験サイト“gooラボ”にて、Wi-Fiによる無線電波から位置を測定して地図上に現在位置を表示するサービスの実証実験を同日付けで開始したと発表した。

この実証実験の目的は、ノートパソコンなどのモバイル環境ではGPS対応が進んでおらず、現在位置などを含んだ地図情報や周辺情報の取得が困難なこと。さらに、GPS機能搭載端末でも屋内や地下街などではGPS衛星からの電波が届きにくいため、現在位置を取得するのが難しい状況であったことを受けて開発したものだという。

エリア情報実験サイト

エリア情報実験サイト

実証実験は、クウジット(株)のWi-Fiの電波から現在地を推定する技術“PlaceEngine”(プレイスエンジン)を利用して、Wi-Fiを受信したパソコンで現在位置を地図上に表示するというもの。これによって、都市部などでWi-Fiの電波を1つでも受信できる環境であれば、現在地や周辺情報を地図上で取得できるようになる。

Wi-Fiに対応したパソコンに、PlaceEngineのサイト(http://www.placeengine.com/)から専用ソフトウェアをダウンロードしてインストールを行ない、gooラボ内の“エリア情報検索実験”のページに設置してある“現在地取得”ボタンをクリックすれば利用できる。対応OSはWindows Vista/XP SP2。

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