日本マイクロソフトは7月15日、一部の「Windows 11」環境で、コピー操作後のはじめのキー入力が意図せず確定される不具合があることを公表した。
主な症状と対象となるOSは以下のとおり。
●主な症状
・以前のバージョンのMicrosoft IMEや他社の日本語入力ソフトウェアを利用する際、コピー操作後のはじめのキー入力が、意図せず確定される場合がある
●対象OS
・Windows 11 バージョン22H2(2025年1月29日以降の更新プログラムを適用している環境のみ)
・Windows 11 バージョン23H2(2025年1月29日以降の更新プログラムを適用している環境のみ)
・Windows 11 version 24H2/LTSC 2024
上記の不具合はタッチキーボードの動作に関連しており、7月15日現在、開発部門で対応を検討中。同社は解決までの応急処置として、「サインインの都度、タッチキーボードを一度開いて閉じる」「所定のコマンドを実行後、再度サインインする」「新しいMicrosoft IMEを利用する」といった対処法を案内している。
