テキサス大学オースティン校のYuke Zhu助教授らのグループは4月10日、人間のようにポケモンバトルができるAIエージェント「Metamon」を発表した。
We took a short break from robotics to build a human-level agent to play Competitive Pokémon. Partially observed. Stochastic. Long-horizon. Now mastered with Offline RL + Transformers. Our agent, trained on 475k+ human battles, hits the top 10% on Pokémon Showdown leaderboards.… pic.twitter.com/EGHYQHRRRY
— Yuke Zhu (@yukez) April 9, 2025
Metamonの開発にあたっては、47万5000件を超える人間同士のポケモンバトルのデータを活用。さらに大規模言語モデル(LLM)エージェントなど、人間以外の対戦相手も利用する形で合計20のエージェントをトレーニングしている。
さらに実戦での性能チェックとして、各世代のポケモンをシミュレートするサイト「Pokémon Showdown」のランク戦に参戦し、人間のプレーヤーと対戦。その結果、一部のMetamonエージェントがアクティブユーザーの上位10%に入る好成績を収めたという。
同グループでは今後、人間のプレーヤーを邪魔することなく進捗を追跡できるよう、研究特化型のShowdownサーバーを構築する方針だ。
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