替刃や受け板といった交換消耗品は自分で用意する!
刃は消耗品なので、切れ味が悪くなれば交換できます。
手順はシンプル。まず、刃を押さえているクランププレートのネジを2つ外し、クランププレート、刃の順に外します。新しい刃と入れ替え、クランププレートを乗せてネジで仮止め。グリップを握り、刃と受け板が軽く当たるようにしてから、ネジをさらに締めればOKです。
ちなみに、カッターナイフの替刃は大抵のものが使えますが、推奨品があるので迷ったらこちらから選ぶといいでしょう。
もう一つの消耗品が、受け板。何度も刃を当てていると受け板に刃がめり込んでいき、キレイに切れなくなってきます。こうなったら交換時です。なお、純正品パーツは用意されていないので、3mmのプラスチック角棒を82mmに切って使います。
こちらの交換も簡単で、3つのネジを緩めて受け板を引き出し、再びはめてネジで固定するだけです。
ちなみに、サイズは結構ギリギリなので、手を滑らせると刃にあたり、大けがをしてしまいます。受け板だけ交換する場合でも、先に刃を外しておいた方が安全です。
ちなみに、この受け板の一番根元のネジは、付属のスケールを固定する場所でもあります。スケールは32mmまで目盛りが振ってあるので、短い材料を切り出したいときに便利。10mm幅の板や、20mm長の棒材を多数用意する、といった場合に重宝します。
キレイな断面でサクッと切れるのがクセになる
力をかけずにサクサク切れるのが気持ちよく、原稿を書くにあたり、意味もなくイロイロ切ってしまいました。もし切れ味が落ちても、カッターナイフ用の替刃交換で復活するとなると、ランニングコストの高さが素晴らしいですね。
ただし、本体価格は実売約1万4000円前後とお高めなのがネック。
利用頻度が低いなら不要ですが、もし、真っ直ぐに切る加工が多いというのであれば、迷わず買うことをオススメします。作業時間が一瞬になるうえ、切断面もキレイなので、満足できること間違いなしです。
●お気に入りポイント●
・軽い力で切り落とせる
・切れ味をいつでも取り戻せる
・刃や受け板が汎用品なので安い
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