グレープシティは1月25日、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリー「DioDocs(ディオドック)for Excel」「DioDocs for PDF」の2製品の新バージョン「V6J」を発表。2月8日にリリースする。
DioDocs for Excelでは、テンプレート構文の自動改ページ機能について、可変レイアウトでの出力に対応。これにより、行数が多いExcelファイルを出力する場合、1ページ目にのみヘッダーを表示し、2ページ目以降は項目行のみ表示するといったレイアウトに対応。また、最終ページにのみフッターを表示するといった処理も可能。さらに、グループごとのページ番号と総ページ数の出力にも対応したため、ページ数の多い帳票を扱う場合でも便利に利用できる。
DioDocs for PDFでは、ウェブアプリ上でPDFファイルを読み込んで表示できるJavaScriptベースのPDFビューワーを強化。PDF上のテキストを強調表示するための4種類の注釈(ハイライト/下線/波状下線/取り消し線)を追加したほか、表示しているPDFファイルをPNG形式の画像として保存する機能や、既定のツールバーのアイコンを任意のSVG画像に変更できるアイコンカスタマイズ機能にも対応。
このほか、DioDocsでは製品を利用者からの声を反映し、高パフォーマンスなシステムの実現や開発工数の削減につながる多数の新機能を搭載しているという。
両製品とも1年定額制のサブスクリプション方式での販売となり、イニシャル(初回)価格は1開発ライセンスが29万7000円、2年目以降のリニューアル(更新)価格は14万8500円。
DioDocs for Excel V6Jの新機能
DioDocs for PDF V6Jの新機能