クレカ情報を狙うフィッシングメール
コロナ禍による観光需要の落ち込みをカバーすべく、10月11日から「全国旅行支援」がスタートしました。国内旅行における宿泊料金が大幅割引されるとあって、早々に完売する都道府県が続出するなど、観光業界に久々の追い風が吹いています。
ところが、そんな旅行フィーバーに水を差す出来事が報告されました。
フィッシング対策協議会は10月28日、宿・ホテル予約サイト「じゃらん」を騙るフィッシングメールの報告を受けたと発表、注意を促しています。
これは、「残念ながら、じゃらんnet会員情報更新できませんでした」といった文章から始まるフィッシングメールを送りつけ、アカウント情報の確認を促して偽のWebサイトへ誘導、クレジットカード情報を含む個人情報を盗み取るというもの。
対策としてフィッシング対策協議会は以下を推奨しています。
フィッシングサイトは本物のサイトの画面をコピーして作成することが多く、見分けることは非常に困難です。日頃からサービスへログインする際は、メールや SMS 内のリンクではなく、いつも利用しているスマートフォンの公式アプリやブラウザーのブックマークなどからアクセスするよう、心がけてください。
フィッシングメール対策には迷惑メールフィルターが有効です。ほとんどのメールサービスでは迷惑メールフィルターが利用できるので、大量のフィッシングメールが届いている場合は、迷惑メールフィルターの設定が有効になっているか、確認して下さい。