ソラコム、Wi-Fiなしでクラウドカメラを導入できる 「ソラカメ専用セルラーパック」
ソラコムは10月26日、ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」において、Wi-Fiルーターとデータ通信SIM、ATOM Cam 2がセットになった「ソラカメ専用セルラーパック」の提供を発表した。
ソラカメは、カメラの映像をクラウドに録画するサービス。ユーザーは専用のスマホアプリからライブ映像や録画の閲覧、カメラの設定管理などができる。現在、ソラカメ対応カメラになっているのは、アトムテック社の「ATOM Cam 2」と「ATOM Cam Swing」の2機種。これらのカメラは、Wi-Fiへの接続が必要となる。
ソラカメ専用セルラーパックは、UQコミュニケーションズ提供するデータ通信サービス「WiMAX+5G」のWi-Fiルーターと通信容量無制限のデータ通信SIMがセットとなっており、ソラカメと合わせて利用できる。データ通信のサービスエリアは UQ WiMAX +5G のスタンダードモードに準ずる。購入特典としてATOM Cam 2本体が付属する。クラウド常時録画ライセンスは、別途購入が必要。
例えば、ショッピングモールや空港、ホテルなどの施設で、敷設しているWi-Fiの電波が届かない、もしくはWi-Fiスポットを増設できない場所でソラカメを導入したいケースや、Wi-Fi環境はあるがセキュリティーやデータ量の問題でソラカメを既存のネットワークに接続できないケースでは、本パックを利用することで活用シーンが拡がる。
本パックは、11月15日より、SORACOM IoTストア・SORACOMユーザーコンソールで提供開始する。料金は、基本使用料(ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料を含む)が毎月4950円。初期費用としてWi-Fiルーター端末価格2万1780円、契約事務手数料(SIM発行手数料を含む)3300円がかかる。
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