店舗サービス業の生産性向上を目指す「はたLuck(R)」、スタッフの属性に従って内容を設定できる労務アラート機能「カスタムアラート」をリリース
株式会社HataLuck and Person
-シフト作成段階からシフトワーカーの“働きすぎ”防止をサポート-
店舗マネジメントツール「はたLuck(R)︎」を軸に、小売・飲食・サービス業の生産性向上を支援する株式会社HataLuck and Person(読み方:ハタラック・アンド・パーソン、旧社名:ナレッジ・マーチャントワークス株式会社、本社:東京都中央区、代表:染谷 剛史、以下「HATALUCK」)は10月25日に「はたLuck(R)︎」のシフト機能に、スタッフの属性に従って内容を設定できる労務アラート機能「カスタムアラート」を追加リリースしたことをお知らせします。
■従業員を守るための第一歩としての、適切なシフト管理のために
2022年7月の人手不足に対する企業の動向調査によると、非正社員について「不足」していると回答した企業は 28.5%、その中でも「飲食店」が 73.0%で最も高くなっています*1。さらに10月11日より水際対策が緩和されたことにより外国人観光客の急増が見込まれており、店舗サービス業ではインバウンド需要への早急な対応が必要となっています。
一方で、近年のパートタイム労働者1人当たりの年間総実労働時間の減少は、あくまでパートタイム労働者の割合増加によるものと考えられていたため*2、これ以上人手が増えないとなると、既存の従業員1人あたりの実労働時間、業務負担の増大が容易に予測できます。長時間労働や休日出勤が続くと「過重労働」となり、実際にそれを背景とする死亡事故が発生するなど、従業員の生命を脅かすことすらあるのです。
このような切迫した状況下だからこそ、店舗運営にあたってはシフト作成段階から“働きすぎ”を回避した運営計画になっていなければならないと考えています。それが店舗で一番重要な顧客接点を担う従業員を守り、働きやすい環境の提供、ひいては企業本部との信頼関係に繋がっていくからです。
*1 帝国データバンク:人手不足に対する企業の動向調査(2022 年 7 月)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p220812.pdf
*2 厚生労働省: 平成28年版過労死等防止対策白書(本文)
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/karoushi/16/dl/16-1-1.pdf
■「カスタムアラート」とは
シフト作成ツールにおいて、労働基準法を守らせるため「週40時間を超えています」「1日8時間を超えています」などの労務アラートが出現することは、めずらしいことではありません。
しかし多様な人材が集まる店舗サービス業では、気をつけるべき内容はシフトワーカー個人との契約内容によって異なるため、実際には全員一律のアラートだけでは不十分です。「はたLuck(R)︎」のシフト機能では、シフト作成者が管理画面から複数のアラートを設定することで、シフトワーカーの属性と結びついた、個人の条件に合った「カスタムアラート」を表示させることができます。またその適用範囲(店舗・エリアなど)を指定することも可能です。「カスタムアラート」を活用することで店長のシフト作成負担を軽減すると共に、シフトワーカーの“働きすぎ”を防ぎ、「働きがい」のある「働きやすい」環境づくりをサポートします。
■「カスタムアラート」の設定例
1.外国籍スタッフ向け
例えば滞在資格が「学生」などの外国籍スタッフの場合、労働は原則として「1週間に28時間以内」と定められています。さらにその「1週間」とは、算出を開始する基準日が存在せず、どの日を起点とした1週間であっても28時間以内とする必要があります。「はたLuck(R)︎」のシフト機能では、外国籍スタッフ向け「カスタムアラート」を設定しておくことで、詳細なアラートが表示されるようになっています。
2.社会保険未加入のスタッフ向け
10/1より、一定の条件を満たすアルバイトスタッフも社会保険加入が義務となりました。一方でそのために勤務時間を減らし、社会保険未加入のスタッフが混在している職場もあるのではないでしょうか。対象者にのみ労働時間が「週20時間以内」、月額賃金が「88,000円以下」などのアラートを表示することによって、スタッフ管理の負担を軽減できます。
■はたLuck(R)︎
小売・飲食・サービス業に特化した【本部-店舗-シフトワーカー】を一気通貫でつなぐ店舗マネジメントツールです。(店舗運営を行う全ての業態でお使いいただけます。)これまで別々のツールで管理されていたコミュニケーション・教育・シフト作成・評価に関する機能をオールインワンでスマホアプリに搭載。本部やSVによる複数店舗での包括的・即時的なリモートマネジメントを実現します。私物デバイスを活用した業務専用アプリのため、セキュリティ面も強化・考慮し、生産性・従業員エンゲージメントを向上させ、オペレーション実行力の高い店舗づくりに貢献します。
【会社概要】
会社名:株式会社HataLuck and Person(HataLuck and Person Inc.)
代表者:染谷 剛史
創業 :2017年3月
事業 :店舗マネジメントツール「はたLuck(R)︎」の開発と販売
店舗サービス業の店舗の業務効率化コンサルティング
コーポレートサイト :https://corp.hataluck.com
「はたLuck(R)︎」サービスサイト :https://hataluck.jp
店舗サービス業向けコラムSWX総研 :https://corp.hataluck.com/column_list/
リンクアンドモチベーションで小売・飲食・サービス業界の組織コンサルティングに従事していた代表 染谷が2017年に創業した、リテールテック領域のスタートアップ企業です。「シフトワーカーエクスペリエンス(R)︎(アルバイトスタッフの仕事の体験価値)の向上」を掲げ、 店舗内の情報共有や教育・評価、シフト管理等の機能を搭載した店舗マネジメントツール「はたLuck(R)︎」を通じて、業界の生産性向上を支援しています。