アイリッジの連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレーと長崎県佐世保市は、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を活用した電子地域通貨「させぼeコイン」を導入。第1弾として、10月24日より佐世保市民を対象とするプレミアム付デジタル商品券「させぼe振興券」の販売を開始した。
「させぼeコイン」は、佐世保市が導入する電子地域通貨。支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間をかけずに導入できるのが特徴。チャージはセブン銀行ATMなどで行なえる。
「させぼe振興券」は、佐世保市が「コロナ禍において物価高騰等に直面する生活困窮者等への支援」として、地域経済の活性化と生活者支援につなげるために発行するプレミアム付き商品券。紙の商品券に加え、「させぼeコイン」を利用したデジタルの商品券を発行し、非接触決済導入による買い物時の接触防止や利便性向上も目指すという。
同券は、1セット5000円の購入でプレミアム分を20%上乗せした6000円分の商品券が付与される。
販売期間は紙商品券に先行して10月24日から2週間程度、使用期間は10月24日から2023年2月5日まで。