ベリタステクノロジーズ合同会社
データ保護、アプリケーションのレジリエンス、データコンプライアンスに対するコントロールを一切損なうことなく、企業のクラウドへの移行を加速
マルチクラウドデータ管理のリーダーであるベリタステクノロジーズ合同会社( https://www.veritas.com/ja/jp )(本社:東京都港区、以下「ベリタス」)は本日、同社の Autonomous Data Management(自律型データ管理)戦略を前進させるクラウドデータ管理プラットフォーム、「Veritas Alta」 を発表しました。 Veritas Altaは、企業がミッションクリティカルなワークロードをクラウドへ移行させることを支援します。また、コストの削減やランサムウェアに対するレジリエンスの強化、データの保護、可用性、コンプライアンス確保など、Alta はクラウドのさまざまな利点を最大活用します。Alta に加え、本日ベリタスはクラウドベースの管理コンソール 「Veritas Alta View」 も発表しました。このコンソールは、エッジ、データセンター、クラウドのすべてにわたり、データ資産全体の一元化ビューおよびコントロール機能のすべてを1カ所で提供します。
マルチクラウドの台頭に伴い、企業向けの革新的なインフラストラクチャおよびアプリケーション開発プラットフォームが出現しました。ただし、クラウドサービスプロバイダー(CSP)との責任共有モデルの中で、クラウド環境におけるデータのセキュリティ、保護、コンプライアンス、可用性に対する責任は自社が負います。CSPが提供するツールは基本的な機能を備えていますが、ミッションクリティカルなアプリケーションには、エンタープライズグレードの機能、最適化したコスト管理、複数クラウド間におけるデータの移動性と可視性が必要です。
ベリタスのCEO(最高経営責任者)であるグレッグ・ヒューズ(Greg Hughes)は次のように述べています。「マルチクラウドに対する当社のアプローチは、エンタープライズクラスのデータ管理のイノベーションにおける30年以上の知識と経験を基盤に、クラウドならではのユニークなニーズに対応します。Veritas Altaは、オンプレミスなのかクラウドなのか、データがどこに置かれているのかに関係なく、お客様自身がデータを所有してコントロールしながら、マルチクラウド環境の運用に伴う複雑な手間とコストを軽減できる環境を実現するという当社のミッションを前進させるものです」
Veritas Alta: クラウド環境における究極のコントロールを実現
Veritas Altaは、業界で最も広範なエンタープライズクラスのデータサービスを提供するとともに、ベリタスのクラウドポートフォリオ全体を統合する、一元化したクラウドデータ管理プラットフォームを提供します。
Veritas Altaは、以下3つの分野にフォーカスしています。
ランサムウェアに対する卓越したレジリエンスによるデータ保護: Veritas Altaのデータ保護およびリカバリ機能は、ベリタスのクラウドネイティブアーキテクチャであるCloud Scale Technology(クラウドスケールテクノロジー)を基盤にしているとともに、as-a-Serviceモデルを含む消費モデルの幅広い選択肢を提供します。また自動化、人工知能(AI)、柔軟なアーキテクチャを組み合わせることにより、市場で最も安全かつ自律的でコスト効率に優れたクラウドデータ保護を実現します。Alta Viewとともに活用することで、企業は一元化した統合環境を通じ、オンプレミスとオフプレミスを含むあらゆる環境にわたり、データを保護しコントロールすることが可能になります。
最大99.999%の可用性を実現するアプリケーションのレジリエンス: クラウドでエンタープライズクラスの可用性を提供するVeritas Altaのアプリケーションレジリエンスによって、複数のクラウドにわたるアプリケーションの移動が可能になるとともに、ストレージの消費を最適化し、同種の他ソリューションに比べて半分のコストで200%のパフォーマンス向上を実現します。
情報リスクの明確化と是正によるデータコンプライアンス: Veritas AltaのData Compliance as-a-Service(サービスとしてのデータコンプライアンス)によって、企業はあらゆる通信プラットフォームからのデータを取り込み、コンテンツの分類を自動化することができるので、運用の手間が軽減され、あらゆる情報を取り込んで任意の場所にアーカイブし、重要な情報を見つけることが可能になります。
Veritas Alta View: あらゆる場所のデータをコントロール
Veritas Alta Viewはクラウドベースのコンソールで、企業はオンプレミスとクラウドの両方にわたり一元化した統合環境で自社のデータ保護環境全体を管理できます。連携のないオンプレミスおよびクラウドのワークロードを複数のソリューションで管理するのではなく、単一の管理コンソールで複数のドメインにわたりあらゆる場所に置かれているデータを管理することができます。
またベリタスのアナリティクスエンジンとの統合により、Veritas Alta Viewはデータ環境全体を通じた完全なレポーティング、アクションにつながるインサイト、サイバーセキュリティの全体像を提供するとともに、人工知能(AI)と機械学習(ML)が自律的なデータ管理を実行するので、IT部門は他の革新的な活動に集中して取り組むことができます。ベリタスのアナリティクスエンジンを導入した企業は、IT管理コストの90%削減およびクラウドにおけるITリソース消費の28%削減を実現しています。
エンタープライズストラテジーグループのプラクティスディレクター、クリストフ・バートランド(Christophe Bertrand)は次のように述べています。「自社のデータやアプリケーションをクラウドへ移行した場合、組織がデータ保護SLA(サービスレベル契約)で混乱してしまうことがよくあり、これらのデジタル資産のセキュリティを確保する自社の責任が軽くなると考えたり、保護する全責任をベンダーが負っていると考えたりすることも珍しくありません。しかし現実はこのような考えと大きく異なり、実際のところデータに対する責任は常に自社にあります。一般的になりつつあるマルチクラウド環境では、このようなデータ保護に対する認識の違いは容易に深刻な状況につながります。特に、適切に連携されていない多くの異なるデータ保護およびデータ管理のメカニズムを使っている場合は顕著です。このためスタンドアロンのボルトオンソリューションの数を制限することが必要になりますが、この課題に対するソリューションが、当社の統合管理プラットフォームVeritas Altaです」
ベリタスについて
Veritas Technologies(ベリタス)は、マルチクラウドデータ管理におけるリーダーです。Fortune Global 500企業の95%を含め、世界80,000以上のお客様のデータの確実な保護、リカバリ、コンプライアンスをサポートしています。大規模環境での信頼性に定評があるベリタスは、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃の脅威に対してお客様が必要とするレジリエンス(回復力)を提供します。800以上のデータソース、100以上のオペレーティングシステム、1,400以上のストレージターゲット、60以上のクラウドを単一の統合アプローチでサポートするベリタスの卓越した実行能力は、他ベンダーの追随を許しません。独自のクラウドスケールテクノロジーを基盤に、今日ベリタスは運用面のオーバーヘッドを削減しながら卓越した価値を提供する自律型データ管理戦略を実現しています。ベリタステクノロジーズ合同会社は、Veritas Technologiesの日本法人です。
VeritasおよびVeritasロゴは、米国および他の国におけるVeritas Technologies LLCまたは関連会社の登録商標です。