AnyMind、ECプラットフォーム「AnyX」に限界利益を算出など新機能開始
AnyMind Group株式会社は2022年10月13日、ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」において、自社ECサイトやECモールについて一元管理された情報を横断的に閲覧し、販売チャネルや商品ごとの収益の比較や分析を可能とする「アナリティクス機能」の提供を開始した。
「AnyX」は、ECモールや自社ECサイトなど複数の販売チャネルを一元管理することで、データ活用による業務効率化、豊富な実績にもとづく運用支援、各国各市場のローカルの知見を生かした越境展開や海外販売まで、EC事業の成長を図る幅広いソリューションを提供している。従来の売上管理では販売チャネルごとにデータを出力し、管理用データを作成するという手順だった。「AnyX」では作業の手間を省き、1つのプラットフォーム上で売上を自動集計、管理、分析を可能としている。
「AnyX」では新機能として3つの機能を追加した。ひとつ目は、Google広告、Facebook広告、Google Analyticsとの連携機能。広告出稿やアクセス解析プラットフォームとの自動連携が可能となった。キャンペーンデータやサイト解析データを自動で取り込み、限界利益やCVRなどを割り出し、より効率的なキャンペーン施策へと生かせる。
2つ目は、チャネルや商品別に限界利益を算出する機能。原価、各種販売手数料、広告宣伝費など販売に関するあらゆるコストを計算し、すべての変動費を引いた最終的な利益(限界利益)を算出可能とする。これにより、販売チャネルや商品ごとのさまざまな指標を比較、分析できる。
3つ目は、チャネルごとに手数料を設定し、コストを自動計算する機能。「AnyX」では、ECモールごとに異なる手数料など、各種コストの入力設定ができる。設定に基づき各種コストを自動で計算できるため、チャネルや商品ごとのコスト構造を簡単に把握できる。