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FIXER cloud.config Tech Blog

Amazon Aurora PostgreSQLでめちゃ簡単にクローン作ってみた!

2022年10月19日 10時00分更新

文● 廣原 花音/FIXER

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 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「Aurora PostgreSQLでクローン作ってみた!」を再編集したものです。

はじめに

 皆さんこんにちは、お馴染みピンク頭の廣原です。

 業務でAurora PostgreSQLのクローン機能を使用する機会があったので、その手順を記事にしていこうと思います。行う手順は以下のとおりです。

1.サブネットを作る
2.サブネットグループを作る
3.クローンの設定を行う

 

 めちゃ簡単ですね!

 なお前提条件は以下のとおりです。

・VPCが構築済み
・クローン元となるAurora PostgreSQLが構築済み
・インターネットゲートウェイが構築済み

 では早速やっていきましょう!

サブネット作る

 Aurora PostgreSQLを構築するには、サブネットグループが必要であり、サブネットグループに属するサブネットは最低2AZにまたがっていないといけないので、2つのAZにそれぞれサブネットを構築します。

 CIDRやサブネット名は任意のもので構いません。

サブネットグループ作る

 サブネットグループの作成はRDSコンソールから行います。

 ちなみにElastiCacheでもサブネットグループの作成ができるようですが、Auroraで使用するサブネットグループはRDSコンソール上で作成するサブネットグループでないと使用できないので注意が必要です(経験済み)。

 コンソール左タブの「サブネットグループ」を選択

RDSコンソールの画面

 サブネットグループの一覧が表示されるので「DBサブネットグループを作成」ボタンをクリック

 VPCを選択しアベイラビリティゾーンを選択するとそれぞれのアベイラビリティゾーンのサブネットが表示されるので、サブネットグループに含めたいサブネットを選択します。

サブネットグループの作成画面

 これで完了です!

 セキュリティグループやルートテーブルについても、必要があれば追加で作成しましょう!

クローン作る

 それでは本題のクローン作成に移ります!

 RDSコンソール上でクローン元となるクラスターを選択

選択したクラスターの画面

 右上のアクションボタンをクリックし、「クローンの作成」を選択

 クローン作成画面(クラスター作成画面と同様)に移るので、任意のクラスター識別子、インスタンスタイプ、作成したサブネットグループやセキュリティグループを選択します。

 なおクローン作成時にはマルチAZ配置がサポートされていない点にご注意ください。

 諸々入力したら下までスクロールしてクローンの作成ボタンを押せばクローンの作成は完了です!

 数分待つとクローンしたクラスタが使用可能になります!

 クローンしたDBのマスタユーザとパスワードは、クローン元で使用していたものと同じものを使用します。

さいごに

 いかがでしたでしょうか?

 Auroraではこのように、短時間でクローンを簡単に作成することができます!

 開発用と検証用にDBを分けたい際などに活用できるかと思います!

参考リンク

Amazon Aurora DBクラスターのボリュームのクローン作成
VPC内のDBサブネットグループの使用

廣原 花音/FIXER
(ひろはら かのん) 入社1年目
バドミントンと食べることをこよなく愛しています。

[転載元]
 Aurora PostgreSQLでクローン作ってみた!

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