SpaceXは11日、衛星通信サービス「Starlink」をアジア圏で初めて、日本の一部エリアで提供開始した。道南から東北、新潟、北関東、東京・神奈川などの領域をカバーしている。
Starlinkは数百~1000km程度の低高度を多数の小型の人工衛星でカバーする事業。2018年のプロトタイプ打ち上げ以降、順調にプロジェクトが進行しており、すでに北米や欧州の各国、オーストラリア、南米などでサービスが展開されている。実際の通信は、20~40ms程度の低遅延、最大350Mbpsのダウンロード速度で可能とのこと。
通信に必要なハードウェアは7万3000円、サービスは月額制で1万2300円と案内されている。