ずっと画面を見ていると目が疲れません?
ディスプレーで目から来る疲労を減らせるのか?
PC/IT系ライターである筆者は、最近ガクっと疲れ目が酷くなりました。1日の大半をディスプレーの前で過ごす物書きの端くれとしては由々しき問題です。
目の疲れが顕著になったのが48インチの有機ELテレビをディスプレーとして使い始めたタイミングと重なっているので、画面のサイズや輝度が関係しているのかもしれません。私は朝8時30分からPCの前に座り始めるのですが、14時くらいには目が疲れ始めてきて、17時ぐらいには目頭が痛くなってしまいます。当然仕事の能率はがた落ちです。
機械の目でも入れられればもっと長く仕事できるのにとか妄想しつつ、現実的な解決策として電子ペーパーディスプレーでも買おうかなと考えていた筆者に、ASCII.jp編集部からBenQのアイケアに特化した27インチディスプレー「GW2785TC」を使ってみないかと声がかかりました。というわけで今回は、本製品を実際に使い、本当に目の疲れが軽減されるのか、体験レビューをお届けいたします。
アイケア特化型ながら
最大4台のデイジーチェーンに対応するなど機能は充実
「GW2785TC」は27インチサイズのIPS液晶ディスプレー。解像度はフルHD(1920×1080ドット)、アスペクト比は16:9、輝度は250cd/m2、色域はNTSC 72%、コントラスト比は1000:1、表示色は1670万色、リフレッシュレートは75Hz、応答速度は5msです。
インターフェースは、HDMI(v1.4)×1、DisplayPort入力(v1.2)×1、DisplayPort出力(Multi Stream Transport)×1、USB Type-C(60W給電、DisplayPort Alt Mode、データ転送)×1、3.5mmオーディオ端子×1が用意されています。なお、DisplayPort出力を利用することで、デイジーチェーンを使って最大4台まで接続可能です。
高さ調整は130mm、ティルト(傾き)は後ろ20度/前5度、スイーベル(左右回転)は45度、ピボット(画面回転)は90度に対応。調整機構はフル装備というわけです。体格、設置場所、照明の位置などに合わせて最適な位置に画面を調整できますね。