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業界人の《ことば》から 第506回

OpenとTrustは不確実な時代だからこそ価値が増す、NEC

2022年10月03日 10時00分更新

文● 大河原克行 編集●ASCII

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今回の言葉

「OpenとTrustは、普遍的であり、重要なキーワードである。だが、不確実性が高まるいまの時代だからこそ、OpenとTrustが持つ、真の意味を見つめなおす必要がある」

(NECの森田隆之社長兼CEO)

Truly Open, Truly Trusted

 NECの森田隆之社長兼CEOが、最近よく口にする言葉が、「Truly Open, Truly Trusted」である。

 2022年6月から、森田社長兼CEOが社内外に向けて、「CEOメッセージ」として発信しており、先ごろ、開催したNECグループ最大のオンラインイベント「NEC Visionary Week 2022」では、この言葉を開催テーマに掲げるとともに、森田社長兼CEOの基調講演のタイトルにも使った。そして、森田社長兼CEOは、この言葉の意味や狙いについて、同社のイベントにおいては初めて言及。ここにきて、NECが開催する記者会見でも、この言葉と紐づけて事業戦略を説明することが増えた。

 では、「Truly Open, Truly Trusted」にはどんな意味が込められているのだろうか。

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