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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第258回

カッコ良くてパワーもちょうど良いバイク・Honda「レブル250S」は一般道を走るのが楽しい

2022年10月01日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

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Honda/レブル250S(63万8000円)

 フルカウルのスポーツバイクが好きだ、というタレントで女優でモデルの新 唯(あらた・ゆい)さん。ですが、たまには違うバイクにも乗ってもらわないとネタが尽きてしまうのも事実です。今回は女性にも人気というHondaの「レブル250」をご用意しました。実際に乗って、その人気の秘密を探ってみる、というのが本企画の趣旨です。

レブルはなぜ人気になったのか?

Honda/レブル250S(63万8000円)

ヘッドライドにカバーが取り付けれている

 レブル250は、1930~40年代にライダーに流行したダートトラックレースで活躍したバイク(ボバースタイル)を彷彿させるクルーザーバイクです。車体はスリムで170kgと比較的軽量。ハンドルもシートポジションも低いことから、女性ライダーからの支持が高く、Hondaの軽二輪では最も販売台数の多い1台といわれています。ノーマル仕様のほか、ヘッドライトにカウルを取り付けるなど、純正アクセサリーを装着したS Editionの2モデルが用意されています。今回お借りしたのはS Edition。「なんかアメリカンバイクみたいですね」と唯さん。「こういうスタイル、嫌いじゃないですよ」と意外な一言に驚き。勝手にお嫌いだとばかり思っていました。

 シート高さは690mm。スポーツバイクに比べてシートポジションは10cmほど低く、足付きは良好。足がペッタリ地面につくということは、安心感につながりますからね。ポジションは背筋がピーンという感じ。唯さんは乗車後「スポーツバイクって前傾がキツいので、上半身の体重が手にかかるんですよね。だから乗っていると手がしびれてくるんですよ。このバイクはそういう感じはしないですね」とポツリ。この楽な感じがクルーザータイプのよいところ。にしても、唯さんはどこかワイルドな雰囲気です。

 ほかのバイクとレブル250が大きく異なるのが、イグニッションが車体の左側、ハンドルロックが車体の右側にあるところ。アメリカンタイプのバイクでは良くあるパターンなのですが、これが意外とわずらわしかったりします。慣れれば何ということはないのですが。

メーターは液晶タイプ。小さな画面に必要最小限の情報。でもシフトインジケーターはしっかりあります。これだけあれば十分です

ハンドルまわりは大変シンプル。右側にはハザードスイッチが用意されていました

エンジンは250ccの単気筒。パルス感のあるフィールと音が楽しめます。最高出力は26馬力です

シフトレバーは一般的なタイプ。GB350のように、かかとを使うことはありません。逆に言えば、靴の甲の部分が汚れやすいので、履く靴を選びます

パワーもサイズもちょうどいいのがレブル250

ということで、レブル250に乗った唯さん。「視界が広いという感じがしますね。とても乗りやすいです」と、都内の一般道をゆったりとした速度で、まるでバイクを味わうかのように走ります

単気筒のパルス感のある音と振動も「こういうのもイイですね。なんかまったりしていて」と、お嫌いじゃない雰囲気。「スポーツ系と比べるとパワーはちょっと足りない雰囲気もありますが、でも普通に走るなら十分です」

 街を走った後は駐輪場の枠にバイクを停めます。「駐輪場の枠に入れるのもラクですね」というように、運転中も手押しも取り扱いしやすいのがレブル250の魅力。「スポーツバイクよりもハンドルの切れ角が大きいみたい。だから扱いやすいのかな」とも。

 「カッコよくて扱いやすい、乗りやすい。レブルいいですね」という唯さん。「最近、バイクが欲しいんですよ」と言いながら、乗り終わった後にレブルをまじまじと観察していました。次は何に乗りましょうかね

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モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo NAKAJIMA RACINGのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添える。

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