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8月5日、実売19万8000円前後

ポーランド発! Ferrum Audioの高性能オーディオ電源「HYPSOS」発売決定

2022年07月29日 10時00分更新

文● ASCII

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 エミライは7月29日、ポーランドのFerrum Audioが開発した「HYPSOS」(ヒプソス)を8月5日に発売すると発表した。4月開催の「春のヘッドフォン祭 2022 mini」で参考出品していた製品。

HYPOS

 HYPSOSは、オーディオ機器用の高性能DC電源で電源強化と高音質化がはかれる。デスクトップ製品はもちろん、ポータブル機器とも組み合わせも提案していた。スイッチング電源とリニア電源のハイブリッド構成を採用。DC5V~30Vの可変出力に対応し、連続で最大6A(瞬間で最大9A)と高出力な供給が可能だ。日本向けの100V(50Hz/60Hz)仕様となっている。

詳細な電源供給設定が可能。

 別売の専用DCケーブル(DC JACK Powering Cord)は「4Tセンシングデザイン」として電力供給用の2芯に加え、電圧監視用の2芯で構成されている。相手機器側の入力端子の電圧レベルを計測し、リアルタイムでフィードバック。常にフラットな電圧を供給できるという。ケーブルの抵抗による電圧降下を排除し、過渡応答を効果的に改善する。ピン径は内径2.1mm/外径5.5mm、内径2.5mm/外径5.5mm。長さ50cmが1万6500円前後、長さ100cmが2万2000円前後になる見込み。

監視機能を持つ4ピン端子

DC JACK Powering Cord

DC JACK Powering Cord

 出力波形は通常出力とスペクトラム拡散モードの設定を切り替えて使用可能。上級者向けに「スイートスポットチューニング機能」用意しており、DC出力電圧を、機器の基準電圧から0.1V単位で微調整できる。なお、電子式出力電圧極性切替機能、過電圧・電流制限・短絡保護機能など安全性にも配慮。誤ったパラメータ変更をしないように、設定ロックも可能だ。

 このほか、Apple TVリモコンとの互換性やトリガー入出力端子を装備。スタンバイモードを持つ機器の電源投入を自動化できる。

背面

上部から見たところ

 本体サイズは幅217.5×奥行き206.5×高さ50ミリ。重量は2.89kg。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は20万円弱になる見込み。

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