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アイリスオーヤマ、道路交通法改正により義務付けられる「アルコールチェッカー」2機種を8月1日に発売

2022年07月28日 12時00分更新

文● ASCII

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 アイリスオーヤマは7月28日、道路交通法改正により義務付けられるアルコール検知器を用いた呼気測定記録の1年間保存に対応可能な「アルコールチェッカー」2機種を発表。8月1日に発売する。

  警察庁は、2021年に道交法施行規則を改正し、白ナンバー事業者がアルコール検知器により運転手の飲酒検査を行ない、呼気中のアルコール濃度を測定し1年間データを保存することを義務化している。対象となる事業者は全国でおよそ30万ヵ所と想定されており、法令施行に対応できるアルコール検知器を速やかに導入する必要がある

 今回発売するアルコールチェッカーは、事務所へ設置して複数名で利用することを想定した高機能「顔認証据置型アルコールチェッカー」と、持ち運びに便利で単独使用を想定した「携帯型アルコールチェッカー」の2機種。

 顔認証据置型は、事務所へ設置して複数名が利用することを想定した高機能モデル。周辺の空気の影響を受けにくい電気化学式ガスセンサーを搭載し、顔認証機能によりなりすましや検知回避を排除。アルコール検知と同時に表面温度を測定できるため、ウイルス感染予防や体調不良による事故のリスクも軽減できる。固定設置できるスタンドはフロアスタンドとカウンタースタンドの2種類を発売し、用途に応じた使い分けも可能。

 確認者、運転者、日時、車両番号の全6種のデータを保存することができ、保存したデータはPC接続やUSBメモリーでの取り出しが可能。社内ネットワークへ接続することで複数拠点の端末管理が可能になるほか、遠隔地からの一括管理も実現できる。

 携帯型は本体重量28.3g(電池除く)と容易に持ち運びでき、個人による使用を想定。測定値のデータは50件まで保存でき、専用のアプリケーションを使用してスマホで保存・管理でき、測定中の顔写真を記録できるため不正利用を抑制。さらに今秋運用開始予定のクラウドサービスを用いることで、顔認証据置型と組み合わせてデータを管理でき、営業車で直行・直帰する従業員がいる事業所などさまざまな働き方に柔軟に対応できる。

 アイリスオーヤマ公式通販サイト「アイリスプラザ」にて、先行発売を行なっている。

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