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2つのフルHD液晶を備える「Tri-Screen」をレビュー

ノートPCを3画面に魔改造!合体型モバイルディスプレーは使いこなせば超快適

文●高橋佑司 編集●ASCII

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 ゲーミングなど負荷の高い用途では、デスクトップPCを使うのが一般的だが、ウェブブラウジングやオフィスアプリなどの軽い処理なら、モバイルノートPCを使うほうが便利だ。特にビジネス用途では、勤務場所を柔軟に変えられるノートPCは昨今のテレワーク情勢にも対応しやすく、仕事ではノートPCをメインに使っている人が多いのではないだろうか。

 しかし、デスクトップPCに比べてノートPCは作業画面が小さくなりがちだ。持ち運びを意識する以上、一般的には13~15型程度のサイズを使うことが多いため、21型以上の設置型ディスプレーと比べるとどうしても画面が狭くなってしまう。

 もちろん、設置型ディスプレーをサブ画面として接続する手もあるが、その場合はノートPCならではのフットワークの軽さを活かしづらい。そこで、ノートPCと組み合わせて使うのにモバイルディスプレーがオススメだ。

 15型ほどで軽量のモバイルディスプレーを、ノートPCとともにカバンに忍ばせておけば、外出先でも手軽に画面拡張でき、作業効率を上げられる。JAPANNEXTではサイズや解像度の異なる複数のモバイルディスプレーを販売しており、以前の記事でオススメのモデルも紹介した。

 そんなJAPANNEXTが販売しているモバイルディスプレーの中でも異色のモデルがある。それが、ノートPCのディスプレーの左右に1つずつディスプレーを追加する「Tri-Screen」シリーズだ。この製品は、ノートPCの天板を挟み込むように固定し、最大3画面に拡張して使えるというものだ。

 液晶サイズは10.1/11.6/13.3型の3種類がラインアップされているので、ノートPCのサイズに合わせて選べる。今回は本機の使い方について詳しく紹介したい。

Tri-Screenシリーズの主なスペック
製品名 JN-TRI-IPS101HDR JN-TRI-IPS116FHDR JN-TRI-IPS133FHDR
パネル 10.1型IPS(グレア)×2 11.6型IPS(ノングレア)×2 13.3型IPS(ノングレア)×2
解像度(アスペクト比) 1920×1200ドット(16:10) 1920×1080ドット(16:9)
表示色 1670万色 26万2000色
輝度 300cd/m2 230cd/m2 220cd/m2
コントラスト比 800:1 1600:1
視野角 170度(水平)/170度(垂直) 178度(水平)/178度(垂直)
リフレッシュレート 最大60Hz
応答速度 最大30ms 最大25ms
インターフェース
(1枚につき)
USB Type-C(映像入力+電源供給)、USB Type-C(電源供給のみ)、mini HDMI
スピーカー -
サイズ(収納時)/重量 286(W)×25(D)×182(H)mm/約0.84kg 318(W)×25(D)×215(H)mm/約1.3kg 357(W)×25(D)×233(H)mm/約1.5kg
その他 -
直販価格 3万9800円 4万2800円 4万9800円
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