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FAXサーバシステム「ライトニングFAX」の新バージョンを販売開始

キヤノンITソリューションズ株式会社
2022年07月15日

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キヤノンITソリューションズ株式会社
クラウドストレージを利用し、リモートワークでのFAX利用業務の効率化を支援

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、FAXサーバシステム「ライトニングFAX」の新バージョンを2022年7月15日(金)より販売開始します。新バージョンでは、マイクロソフト株式会社の「Microsoft SharePoint Online」のクラウドストレージを利用したFAXの送受信ができる機能を追加し、リモートワークにおけるFAXを利用した業務の効率化を支援します。



■背景
FAXはビジネスにおける取引の電子化が普及した現在でも、商習慣として継続的に利用されています。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大防止策をきっかけに在宅勤務や外出先からのリモートワークスタイルでの働き方が常態化する中、取引先とのFAXの送受信のために出社しなければならないことは、FAX利用業務における負担となっています。また、受信FAXの内容を電子化して業務システムと連携させる際の時間と手間の効率化も喫緊の課題です。

このような課題に対し、キヤノンITSは、FAX文書の電子管理やITシステム連携を実現するFAXサーバシステム「ライトニングFAX」とクラウド型ストレージサービス「Microsoft SharePoint Online」を連携させたFAX送受信対応ソリューションを提供し、FAX利用業務の課題解決を支援します。

■新バージョンの特長
1.「Microsoft SharePoint Online」のクラウドストレージにつなげることで、リモート環境下においても取引先とのFAXの送受信が可能となります。

2.受信したFAXの通知機能を「Microsoft 365 Exchange Online」のメールにも対応し、リモート環境下でのメールによるFAX送受信通知機能の導入が容易になりました。

3.受信データを「CaptureBrain」などのOCR製品と連携しやすいTIFF形式で保存可能となり、手書き帳票の電子化や入力作業の省力化に繋げることができます。

■今後の展望
キヤノンITSは、FAXソリューションの提供を通してこれまで培ってきた知見と経験を生かし、今後も時代の変化とニーズを踏まえたサービスの充実を図り、国内でFAXを利用するお客さまを支えていきます。




 ※ 利用規模に応じて金額が異なります。個別の見積りにて提示します。

〈「ライトニングFAX」について〉
「ライトニングFAX」は、最も基本的な通信インフラのひとつであるFAXを、社内ネットワークシステムに統合し、業務システムと融合したFAXソリューションを提供する、FAXサーバシステムです。
販売管理システムや帳票システムなどと連携し、発注書発行や納期回答をFAXで自動送信したり、受信したFAXを自動的に文書管理システムやOCRシステムと連携し処理を効率化したりすることができます。企業独自のシステムと連携し、処理の自動化を実現することも可能です。

〈「ライトニングFAX」のオプション製品〉
「ライトニングFAX」は、オプション製品を追加することで機能を強化・拡張することができます。主なオプションは下記の通りです。

・APIモジュール
他のアプリケーションと連携するためのオプションです。用意されているコマンドを組み合わせてテキスト形式のコマンドファイルを作成し、「ライトニングFAX」によって指定されたフォルダに入れるだけで、FAXの自動送信を実行できます。また、フォルダ連携先を「Microsoft SharePoint Online」上のフォルダを指定することで、クラウドのフォルダを介したFAXの送受信ができます。さらに、ライトニングFAXサーバで送受信したデータをアプリケーション側で取得・再利用できる「フィードバックAPI」も提供しています。

・セキュリティオプション
宛先間違いや送信データ間違いなどの、誤送信を防止するためのオプションです。送信要求されたFAXについて、FAX番号の自動チェック、スタンバイステータスでの送信一時保留、承認者による承認機能により、FAX業務におけるセキュリティを強化します。

・電子メールゲートウェイ
電子メールサーバと連携し、メールクライアント画面からのFAX送信指示や、受信FAXイメージが添付されたメールの受信を行うことができ、「Microsoft 365 Exchange Online」に対応しました。

・簡易FAX配信ツール
Excelで作成した帳票フォーマットに、ホストやデータベースシステムからダウンロードしたCSV形式のデータを自動的に埋め込んで帳票データを作成し、指定された宛先に自動配信することができます。

・受信FAX効率化オプション
受信FAX処理を効率化するオプションです。受信FAXデータを処理単位に分割・結合できるほか、担当者間で処理結果の登録/共有や作業の受け渡し、よく使う複数機能の登録、ワンタッチ操作などが可能です。

・クラウドFAXオプション
クラウド型FAXサービス「OpenText Fax2Mail」と接続することが可能なオプション製品です。ライトニングFAXのクライアントソフトウェアを操作し「OpenText Fax2Mail」経由でFAX送受信を実施、API機能により業務システム・データベースシステムなどと連携した、クラウド型FAX回線対応のFAXシステムを構築することができます。

〈「CaptureBrain」について〉
「CaptureBrain」は、キヤノンITSが独自の画像処理技術とAI(人工知能)技術を採用したAI OCRソリューションです。インターネット経由でアップロードされた手書き帳票類のスキャンデータに対して、帳票種別の認識、画像補正、記載内容のデジタル化までを行い、その結果を編集可能な電子データとしてダウンロードが可能なクラウドソリューションです。また、認識結果の確認と修正ができる画面および他システム連携に必要となるAPIを備えており、お客さまの要望に沿った個別開発と組み合わせることにより柔軟な導入が可能です。

※Microsoft,Microsoft SharePoint Online,Microsoft 365 Exchange OnlineおよびEvcelは、米国Microsoft Corporationの、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。

● 一般の方のお問い合わせ先:デジタルビジネス営業本部 デジタルビジネス企画部 企画第二課 03-6741-9181(直通)
●ライトニングFAXホームページ:https://www.canon-its.co.jp/products/lightning_fax/
●ニュースリリースホームページ:https://canon.jp/newsrelease

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