サンワサプライは7月13日、5種類のデータ測定に対応し、電気料金を見える化できるワットモニター「TAP-TST10N」を発売した。価格は1万978円。
「TAP-TST10N」は、消費電力や料金を計測できるワットモニター。計測したい物の電源プラグを本製品に差し、壁のコンセントに本製品のプラグを差すと、消費電力や料金を計測できる。動作中は常に計測が行われ、計測値は液晶画面に表示されるので、一目でデータを確認できる。
5種類のデータ測定に対応しており、消費電力(W)、積算電力量(kWh)、積算時間(Hour)、積算電力料金(円)、CO2排出量(kg)を表示できる。付属のUSBケーブルでパソコンに接続することで、測定データ(消費電力、電力量、時間)を確認でき、データの保存が可能。計測データ(CSVファイル形式)は10分間隔でおよそ1ヵ月分の計測、保存ができる。
国税庁はテレワーク(在宅勤務)に関する電気料金を、業務で使った部屋の床面積や在宅日数に応じた水準で、算出した額を非課税とする方針を2021年1月15日に発表した。本製品を使用することで、テレワークで使った機器の電力量や電気料金を測定できるので、会社に申請する際に利用できるという。また、電気料金をチェックして節電対策にも活用できる。