このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

旧型PCの高速化や外付けに最適なSATA SSD「WD Blue SA510 SATA」をチェック

2022年07月08日 11時00分更新

文● 藤田 忠 写真●藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: テックウインド

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Western DigitalからひさびさにSATA接続の新型SSD「WD Blue SA510 SATA」シリーズが投入された。用途で「色」分けされているWestern Digitalストレージのスタンダードとなる「WD Blue」のバリエーションモデルで、旧型PCのアップグレードに最適なSATA3.0インターフェースを採用し、システムドライブの換装用や、USB外付けストレージなどに使いやすい2.5インチ、7mm厚とM.2 2280の2つのファームファクターを用意している。

 容量は250GB、500GB、1TBの3種類をラインアップ。製品保証期間は5年間で、システムドライブの換装に便利なソフト「Acronis True Image for Western Digitalバックアップ」が利用できる(要ダウンロード)ほか、オンラインストレージサービス「Dropbox Professional」の3ヵ月無料試用権が付属している。旧型PCのシステムドライブの換装、データドライブのHDDからSSDへの移行ならびに、クラウドサービスの活用とPCの使い勝手向上を実現するだろう。

 そんな「WD Blue SA510 SATA」シリーズの2.5インチ、1TBモデル「WDS100T3B0A」を軽く試してみた。

旧型ノートPCのストレージ換装や、内蔵、外付けデータストレージに使いやすい価格の2.5インチSSD

スペックは同じで、ファームファクターがM.2 Type2280を採用したモデルもラインアップしている

2.5インチのSATAと電源コネクター部には「Remove Before Installing」のシールが貼られている。シールを剥がしてから使用しよう

OSやデータを移行できる「Acronis True Image for Western Digitalバックアップ」を使用できる

「Western Digital Dashboard」。ストレージの状態を分かりやすく表示する。ファームウェアのアップデートも簡単に行なえる

WD Blue SA510 SATA SSD(2.5インチタイプ)スペック表
型番 WDS100T3B0A WDS500G3B0A WDS250G3B0A
容量 1TB 500GB 250GB
フォームファクター 2.5インチ/7mm厚
NAND 非公開
コントローラー 非公開
DRAMキャッシュメモリー 非公開
インターフェース SATA3.0 6Gbps
シーケンシャルリード 560MB/sec 560MB/sec 555MB/sec
シーケンシャルライト 520MB/sec 510MB/sec 440MB/sec
ランダムリード(QD32/T8) 90万IOPS 90万IOPS 80万IOPS
ランダムライト(QD32/T8) 82万IOPS 82万IOPS 78万IOPS
MTBF(平均故障間隔) 175万時間
TBW(総書込容量) 400TBW 200TBW 100TBW
保証期間 5年間保証
実売価格(税込) 1万3200円前後 8300円前後 6800円前後
WD Blue SA510 SATA SSD(M.2タイプ)スペック表
型番 WDS100T3B0B WDS500G3B0B WDS250G3B0B
容量 1TB 500GB 250GB
フォームファクター M.2 Type2280
NAND 非公開
コントローラー 非公開
DRAMキャッシュメモリー 非公開
インターフェース SATA3.0 6Gbps
シーケンシャルリード 560MB/sec 560MB/sec 555MB/sec
シーケンシャルライト 520MB/sec 510MB/sec 440MB/sec
ランダムリード(QD32/T8) 90万IOPS 90万IOPS 80万IOPS
ランダムライト(QD32/T8) 82万IOPS 82万IOPS 78万IOPS
MTBF(平均故障間隔) 175万時間
TBW(総書込容量) 400TBW 200TBW 100TBW
保証期間 5年間保証
予想価格(税込) 1万3200円前後 8300円前後 6800円前後

コントローラーなどにSanDiskの刻印を確認

 「WD Blue SA510 SATA」シリーズが搭載するNANDチップとコントローラー、DRAMキャッシュの有無は非公開になっている。そこで、それらを確認すべく分解してみた。なお、製品シールを剥がしたり、分解したりすれば製品保証は一切なくなるので、分解はすべて自己責任となる。

 カバーを取り外すとコンパクトな基板がお目見え。NANDチップとコントローラーを確認できたが、DRAMキャッシュは見当たらない。

2.5インチSSDおなじみのコンパクトな基板が使われている

NANDチップとコントローラーを確認。反対側には、とくにチップは搭載されていなかった

SanDisk製コントローラーを搭載していた

NANDチップにも、SanDiskの刻印が入っている

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中