FSPは、COMPUTEX TAIPEI 2019でPCケース「CMT710」や電源ユニットの新製品を展示していた。
PCを2台搭載できる
オープンフレームのPCケース
水冷クーラーを見せるためにオープンフレーム構造を採用する。左側面にはE-ATXまでのマザーボードを、右側面にはMini-ITXマザーボードを搭載できる。両側にマザーボードを搭載して2台のPCをこのPCケース1つで運用することも可能だ。2019年第4四半期に発売予定で予価は499ドル。
不意なシャットダウンを防ぐ
リダンダント(二重化)電源
ワークステーション向けの二重化電源「Twins」シリーズの900Wモデル。電源が故障しても、もう1台の電源で稼働し続ける。電源を落とすことなくモジュールを交換可能で、USB接続で状態を監視し異常が生じた際にメールで知らせることもできる。
奥行きが短いSFX電源の650Wモデル
650Wの出力を誇るSFX電源が「DAGGER PRO 650W」だ。内蔵の92mmファンは、負荷が20%以下なら停止するセミファンレス仕様。フルモジュラータイプなので、必要なケーブルだけを接続できる。とくにSFX電源を必要とする小型PCにはありがたい仕様だ。
セミファンレス仕様のATX電源
「Hydro GS」シリーズ
80PLUS GOLD認証を取得したATX電源の新作が「Hydro GS」シリーズだ。内蔵の135mmファンは、負荷が30%以下なら停止するセミファンレス仕様。出力は550/650/750Wの3モデルを用意し、すべて日本メーカー製のコンデンサーを使用している。同じスペックでセミモジュラータイプの「Hydro GSM」シリーズもラインナップ。
TUF GAMING仕様の「Hydro GE」
日本限定モデルも!
80PLUS GOLD認証を取得した「Hydro GE」シリーズに、ASUSのTUF GAMING ALLIANCE認定を受けたモデルが追加される。出力は550Wと650Wで6月発売予定だ。
また、日本限定で750Wと850Wモデルも8月に発売される予定だ。ただしこちらはTUF GAMING ALLIANCEの認定は受けていない通常の「Hydro GE」シリーズとなる。
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