LINEは12月22日、インターネットの利用環境に関する定点調査の2017年下期結果を発表した。
住宅地図データベースから世帯を抽出し、調査員の個別訪問留置にて実施したという今回の調査。調査期間は2017年10月で、全国の15~59歳の男女から、人口構成比に沿って合計763回答を集めた。
調査によると、職場などを含む週1回以上の頻度で日常的にインターネットを利用する環境は、「スマホ」が全体の85%。対して「PC」は46%。構成比として最多は「スマホのみ」で46%。「スマホとPC」の併用者は39%で、「PCのみ」は7%。同社によると、この傾向は半年前の前回調査とほぼ変わらないという。年代別の詳細な比率などは公開されていない。
スマホに焦点を当てた調査も同時に実施。それによると利用しているスマホの種類(複数回答可)は、全体では「iPhone」が58%に対して、「Android」は44%。10代/20代はそれぞれ72%/76%がiPhoneを利用していると回答した。一方30代ではiPhone対Androidの比率は53%対47%、40代になると構成比は47%対56%と逆転し、50代でも49%対53%と、若干ながらAndroidが上回った。
同社は2年前から半期に1度の頻度で、スマホなどでのインターネット利用に関する定点調査を実施。今後も同様の調査を定期的に実施するとコメントを発表している。