Synologyから、2ベイタイプのNASキット「DiskStation DS218」が発売された。家庭から小規模オフィスまで使えるミドルレンジ帯の製品となる。
「DS218」は、同じく2ベイタイプの下位モデル「DS218J」と上位モデル「DS218+」の間に位置する製品。筺体カラーがブラックベースなことから、小規模オフィスまで使えるやや高機能なタイプといったところ。
CPUはクアッドコアで1.4GHz駆動の「Realtek RTD1296」、メモリーはDDR4 2GB。ビジネス向けのメールサーバーやVPNサーバーでの使用をはじめ、クラウドソリューションと連携したデータ管理・バックアップ用途での使用ができる。また、ハードウェアベースのコード変換エンジンを搭載。4K Ultra HD(4096×2160)動画をPC、スマートフォン、TVなど、さまざまなデバイスにストリーミングできる。
従来通り、直観的な操作が可能な、おなじみのオペレーティングシステム「Disk Station Manager(DSM)」をベースにストレージの管理から、データバックアップ、ファイル共有など多くの用途に対応。転送速度は読み込み112MB/s以上、書き込み112MB/s以上。また、ハードウェア暗号化エンジンを備え、暗号化したデータであっても高速なファイル転送を実現する。
搭載できるドライブはSerial ATA対応の2.5/3.5インチ×2。RAIDレベルはSynology Hybrid RAIDの他、RAID 0/1/JBOD/Basic。インターフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×1、ギガビットLAN×1で、背面には92mmの冷却ファンを搭載済み。サイズは108(W)×233.2(D)×165(H)mmで、重量は1.3kg。
価格は3万2799円。パソコンショップアーク、オリオスペック、TSUKUMO eX.で販売中だ。