デルは12月15日、今年で発売から20年を迎えたプロフェッショナル向けワークステーション「Dell Precision」の進化と今後の展望を発表した。
初代Dell Precisionの発売から20周年となる2017年7月、ロサンゼルスで開催された「SIGGRAPH 2017」での発表内容によると、「Dell Precision 7920 Tower」は初代の製品と比べて「3万2000倍の高速化」「240倍のメモリー帯域幅」「2800倍のグラフィック性能」を実現したという。
Dell Precisionは制作現場では、同社のワークステーションが映画をはじめVFX、音楽制作、製品設計、製造、VRコンテンツ開発などに活用され、さまざまな業界において創造性を高めることに貢献してきたとしている。
同社は今後、VRやARによってリッチでイマーシブな体験ができるようになり、予測技術や機械学習が当たり前のように使われ、コンピューティングも音声やジェスチャーのようにより自然な方法で実行できるようになると予測。
テクノロジープロバイダーとして、常にイノベーションを続けて創造性の拡大に取り組み続けていくという。