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オスカー・バルナックの思想を現代によみがえらせる小型機

APS-C機「ライカ CL」の発売日が決定

2017年12月14日 12時00分更新

文● 天野透/ASCII

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「ライカ CL」

「ライカ CL」

 ライカカメラジャパンは12月12日、レンズ交換式APS-Cカメラ「ライカ CL」を12月16日に発売すると発表した。広角レンズ「ライカ エルマリート TL f2.8/18mm ASPH.」を同梱する「ライカCLプライムキット18mm」も同時発売する。価格はボディー単体が37万円前後、レンズキットが50万円前後。

 ライカ CLは11月に国内発表された、APS-Cセンサー搭載のミラーレスカメラ。“バルナックライカ”で知られる旧ライツ社の設計者オスカー・バルナックの思想を、現代の技術で組み上げたという小型モデル。製造はドイツ本国で、対応するTLレンズはウェッツラーの本社で設計されるという。

 主な仕様は、センサー画素数が2400万画素。画像処理エンジンが「LEICA MAESTRO II(ライカ・マエストロ・ツー)」。液晶モニターがタッチパネル式の3型で、画素数が104万画素。電子ビューファインダーの画素数が236万画素。AFエリアが49点。重量はバッテリー込みで403g。

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