プログラミングの知識不要、誰でも簡単にワークフローを自動化
Microsoft Flowに「kintoneコネクタ」が間もなく登場!完全ノンコーディングで外部連携
2017年12月18日 12時00分更新
「Microsoft Flow」というサービスをご存知でしょうか? これは、様々なWebサービスを連携してワークフロー(複数のステップから成る一連のタスク)を自動化するサービスです。Office 365に同梱されているほか、Microsoft Flow単体でも有償版、無償版が提供されています。
Microsoft Flow上で連携を設定できる対象サービスは、「コネクタ」としてマイクロソフトのサイトで公開されています。2018年1月に、Microsoft Flowに「kintoneコネクタ」が追加されることになりました。これによって、例えば、kintoneコネクタとSlackコネクタをつなぐだけで「kintoneにデータが登録されるとSlackに通知する」ワークフローが作成できるようになります。反対に、Twitterコネクタとkintoneコネクタを使って「特定のキーワードを含むツイートをkintoneに蓄積する」ワークフローを作ることも簡単にできます。
以前記事で紹介したように、これまでもkintoneのWebhook機能を使って、Microsoft Flow上でkintoneとSlackなどの外部サービスを連携するワークフローを作成することは可能でした。ここで、新たにMicrosoft Flowに追加されるkintoneコネクタを使うと、kintone側の画面を開くことなく、Microsoft Flow側の画面だけでkintoneと他サービスの連携がノンプログラミングで設定できます。
サイボウズのデベロッパー向けコミュニティサイト「cybozu developer network」の下記記事では、Microsoft Flowのkintoneコネクタを使って、「特定のキーワードが含まれるTwitterのツイートをkintoneに登録する」ワークフローを作成する手順を紹介しています。
Microsoft Flowのコネクタ一覧をみながら、kintoneと連携してどんなことができるか考えるのは楽しいですね。プログラミングの知識がなくてもコネクタをつなぐだけでワークフローを自動化できるので、是非、自分のアイデアを試してみてください。
尚、記事執筆時点ではkintoneコネクタは追加されていません。リリースは2018年1月を予定しており、当初はPremiumコネクタとしてMicrosoft Flowの有償プランのみでの提供になります。Office 365の同梱版と無償版では利用できないのでご注意ください。