このページの本文へ

「さくらのクラウド」のインフラ構成をコードで管理

さくらのクラウドでTerraFormを用いた構成管理サービス開始

2017年12月11日 13時30分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 12月11日、さくらインターネットは「さくらのクラウド」のオプションサービスとして、「HashiCorp Terraform(以下、Terraform)」を利用したクラウド構成管理サービス「リソースマネージャー」の提供を開始した。さくらのクラウドの利用料金のみで利用できる。

 Terraformはインフラの構築、変更、バージョンの管理をコードで行なうためのコマンドラインツールで、HashiCorpがOSSとして提供。あらゆるインフラ上で、さまざまなアプリケーションを自動構築するための一貫したワークフローとなっており、コンピュートやストレージ、ネットワークといった基本的な部分から、ロードバランサーやDNS、データーベース、CDNといった応用的なものまで、システムを構成する基盤をコードで管理できる。

TerrraFormを使ったリソースマネージャー

 今回発表された「リソースマネージャー」は、Terraformを元にさくらのクラウドのユーザーコミュニティである「Sacloud」が開発したさくらインターネット公認ツール「Terraform for さくらのクラウド」を利用している。さくらのクラウドのコントロールパネル上から複数台のサーバー構成、ロードバランサーなどのインフラ構成情報のテンプレートを選択することで、複雑なサーバー構成の一括構築、更新や削除などの管理ができる。

■関連サイト

カテゴリートップへ

灯油タンクで残量検知を実現!北海道の生活を守るIoTとは【熱量IoT】#3

動画一覧はこちら!