靴のインソールや補綴物といったパーソナルにカスタマイズされたものも製造可能
日本HP、3Dプリンター用造形素材として柔軟性、剛性、耐久性に優れた3種を追加
2017年12月05日 14時30分更新
日本HPは12月4日、同社の3Dプリンター「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」用造形素材に、柔軟性や高剛性の特長を持つ3種類の素材を追加すると発表した。
「HP 3D High Reusability PA 11」は、耐衝撃性と延性を備えた低コストかつ高品質の機能性パーツの素材。補綴物やインソール、スポーツ用品、スナップフィット、リビングヒンジなどに利用できる。
「HP 3D High Reusability PA 12ガラスビーズ」は、寸法の安定性と再現性を備えた低コストかつ高品質な機能性パーツの造形向け。エンクロージャやハウジング、型、ツーリングといった高剛性を必要とする用途に利用できる。
「HP 3D High Reusabilityポリプロピレン」は耐薬品性に優れた軽量かつ防水性、柔軟性を持つ耐久材料。
素材の供給時期は、HP 3D High Reusability PA 11は2018年1月中旬、HP 3D High Reusability PA 12ガラスビーズは2017年12月中旬から国内認定パートナーより販売開始予定(HP 3D High Reusabilityポリプロピレンの販売開始時期は未定)。