サムスン電子は12月1日、時速100kmで走行する列車において5Gによる高速データ通信実験に成功したと発表した。
5G実用化に向けてKDDIと共同で進めているプロジェクトで、さいたま市においてJR東日本在来線およそ1.5kmの区間を利用して5Gルーターやアクセスユニットなどを構築。走行する列車の上り/下りそれぞれの走行で5G通信で4K/8Kの映像送受信を行ない、アップリンク/ダウンリンクともに最大1.7Gbpsのスループットを達成したという。
KDDIでは、2020年代に5Gを開始する目標のためサムスンと協力し、実利用環境を想定した実験を続けるとしている。