このページの本文へ

魅惑のXperia周辺機器 第81回

チョコサイズのかわいいBluetoothヘッドセット「SBH24」:Xperia周辺機器

2017年12月03日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ソニーモバイルコミュニケーションズは、XperiaをはじめとするAndroidスマートフォンとの連携を意識したヘッドセット「SBHシリーズ」を展開しています。そこに新たに追加された、音楽や通話をワイヤレスで楽しめるクリップ型のコンパクトなBluetoothステレオヘッドセット「SBH24」を購入してみました。スクウェアタイプかつ小型レシーバータイプの製品としては「SBH20」以来となるモデルです。

 カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4色で、Xperiaの本体カラーと合わせやすいのが特徴です。今回「Xperia XZ1 Compact」のカラバリであるトワイライトピンクとSBH24のピンクを合わせてみましたが、かなりピッタリと似合います。

 SBH24の本体サイズは33.5×32.5×13.7mm、重量約15gとコンパクト。例えるならチロルチョコくらいで、身に着けてもジャマにならないサイズ感が魅力。

 本体には3.5mmステレオミニジャックがあり、好みのヘッドフォンを接続してBluetoothレシーバーとして使うことができます。連続音楽再生時間と連続通話時間はそれぞれ最大約6時間。充電時間は約1.5時間となっています。

 コンパクトな本体の下部にはストラップホールが空けられたクリップがあります。上着やカバンにはさんで取り付けたり、ネックストラップで首から下げたりといったように装着方法は自由自在。

 クリップ部はキレイなステンレス素材でSONYロゴが映える仕上げ。クリップ側を表にして装着しても違和感がありません。また、小型ながら上面に大きく押しやすいマルチファンクションキーと、側面にスライド式の電源スイッチとボリューム(+/-)キーといったシンプルなスタイル。

 マルチファンクションキーは押すとペコペコと凹み、音楽メディアの再生や一時停止、通話用のボタンとして使える便利なボタンです。充電端子には、最近のXperiaが採用する両面挿しのUSB Type-Cを採用しています。

 付属の密閉型インナーイヤーヘッドフォンは密閉ダイナミック型。9.2mmドーム型のドライバーを備え、本体カラーと合わせたイヤーピースに、ドライバー部分に小さいながらもきちんとソニーロゴも入っています。

 イヤーピースはS/M/Lサイズがそれぞれ2個づつ用意され、耳のサイズに合わせてフィット感を変えられます。ただし、オマケ的要素が強くその質感はそれなり。ややタッチノイズが気になります。もっと良いイヤフォンを持っているというユーザーは、好みで変更すると良いかもしれません。

 SBH24を使うには、Xperiaとのペアリングが必要です。XperiaとSBH24の上面にあるNFCマーク同士を近づけると自動でペアリングしてくれます。ワイヤレス機能としてはBluetooth4.2準拠で、利用できるプロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP。音声コーデックはSBC、AACです。

 マルチポイントに対応しており、2台の携帯電話の着信待受けが可能。さらにマルチペアリングにも対応しており最大8台まで機器登録できます。

 Xperiaとワイヤレス接続すると、音楽を聴くほか本体に搭載されたマイクを利用してハンズフリー通話用にも使えます。

 もうひとつ便利な機能として、「Googleアシスタント」にも対応しています。SBH24のマルチファンクションキーを長押しすると、XperiaでGoogleアシスタントが自動的に起動します。

 仮にXperiaがポケットやカバンに入ったままでも、「今日の天気は?」「音楽を再生して」といったことから「今日のニュース」「お台場まで電車で行く方法教えて」「YouTubeで○○の動画が見たい」など音声入力すると、SBH24を介してイヤフォンから音声で応答してくれます。

 両手が荷物で塞がっていてXperiaに触れない、というシーンでも声だけで知りたい情報を検索できて、なかなか便利です。コンパクトで見た目もかわいく、Xperiaとカラーコーディネートできるワイヤレスヘッドセットとしては、なかなか良いチョイスではないでしょうか?

■Amazon.co.jpで購入

■関連サイト

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン