シャープは9月28日、4K液晶テレビ「AQUOS 4K」5機種を発表した、11月11日発売予定だ。
ラインナップは、サイドスピーカータイプの「UH5」と、フロントスピーカータイプの「US5」に分かれる。UH5は 60V型の「LC-60UH5」(予想実売価格 43万円前後)、55V型の「LC-55UH5」(同37万円前後)となる。US5は、60V型の「LC-60US5」(予想実売価格 35万円前後)、55V型の「LC-55US5」(同30万円前後)、50V型の「LC-50US5」(同24万円前後)となる。
新機種の特徴はAI活用型クラウドサービス「COCORO VISION」に対応すること。家庭のテレビの視聴傾向から好みの番組を学習し、おすすめ番組やコンテンツを表示してくれる。
テレビには人感センサーを内蔵しており、人がテレビの近くに行くと自動で電源がオンになり、COCORO VISIONがおすすめ番組を専用メニューで表示してくれる機能も搭載。リモコンから電源をオンにした場合はこの機能は働かないので、通常のテレビと同じような使い方も可能だ。
また、COCORO VISIONはスマートフォン向けアプリも用意されており、スマホでおすすめ番組などの情報確認ができる。
このほか、COCORO VISIONと連携するサービスとして、音楽配信サービス「COCORO MUSIC」(月額300円)、ゲーム配信サービス「COCORO GAME」(月額500円、単品販売は300円~)の提供も11月11日から行なう予定。すでに開始されている動画配信サービス「COCORO VIDEO」と合わせて3つのサービスを利用できる。
同社はこのCOCORO VISIONを含むクラウドサービスを「AIoT」と呼び、4Kテレビおいては80%をAIoT機能搭載機に置き換えていくという。