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5月27~29日まで開催中

面白Bluetoothデバイスや5G要素技術が! 「ワイヤレスジャパン2015」の展示を紹介

2015年05月27日 18時59分更新

文● 松野/ASCII.jp

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東京ビッグサイトで「ワイヤレスジャパン2015」が開催

 5月27日から5月29日まで、東京ビッグサイトで開催されているワイヤレス技術やモバイル技術の展示会「ワイヤレスジャパン2015」。この記事では、展示されていた製品やサービスの一部を紹介しよう。

Bluetooth SIGブースにはおもしろワイヤレス製品が!

 Bluetooth SIGのブースには、Bluetoothテクノロジーを搭載した製品が多数展示されており、実際に触れることもできた。マグネットで宙に浮くBluetoothスピーカー「Air Speaker」や、アプリから操作できる紙飛行機「PowerUp 3.0」、スピーカー機能を備えるライト「PLAYBULB」シリーズなど、ユニークで人目を惹く製品が集められていたようだ。

マグネットで宙に浮く面白Bluetoothスピーカー「Air Speaker」。その場にいたBluetooth SIGのマーケティング担当者に「浮いている意味はどこにあるのか」と訊ねると「Innovation.」と簡潔に答えてくれた

自動でアプリと接続するスマート腹筋マシーン。

アプリから操作できる紙飛行機「PowerUp 3.0」。プロペラや尾翼を備えており、操作は難しいらしい

スピーカー機能を備えるライト「PLAYBULB」。住宅のソケットに差して使うので、音が上から降ってくるのは面白いかもしれない。照明カラーを変更できるモデル、アロマキャンドル型の製品などもラインアップしている

Bluetooth機能を備えるiPhone用バッテリー。アプリ連携により、バッテリーの充電状況の確認、バッテリーがiPhoneから10メートル以上離れるとプッシュ通知を出す機能などを利用できる

Bluetooth Low Energy対応の照明系ソリューションも

自動車のハンドルに巻き付け、手元でのカーナビアプリなどの操作が可能になるデバイス

次世代「5G」通信の要素技術も!

会場では「5G」の文字をしばしば見かけた

 技術系のデモや展示で興味深かったのは、2020年頃のサービス開始を目指し研究が進められている次世代通信技術「5G」。数Gbpsでの超高速通信が可能になると言われており、これが実現すれば、将来的な普及が見込まれる4K・8K動画などの大容量コンテンツさえスムーズにダウンロード可能になるが、現在は規格の標準化が進んでおらず、メーカー各社が研究に力を入れている段階だ。NTTドコモ、富士通、NEC、KDDIなどがブースを設置し、5G実用化に向けた要素技術などを紹介していた。

NTTドコモが2020年頃のサービス開始を目指し、各社と協力して研究を進めている。まだまだ研究段階だ

5Gはサービス開始時は数Gbps、将来的には10Gbps以上の通信速度を見込んでいる

富士通も5G要素技術の展示を実施していた

KDDIは、通信速度が速いスポットネットワーク上でコンテンツを先回りしてダウンロードしておくことにより、大容量コンテンツを快適に取得する試みを提案

NECは超多素子アンテナを開発、ビームフォーミングによる高速通信の実現を目指している

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